ドッグフードの収納・保存方法やお勧め容器を伝授☆

こんにちは。

ポメラニアンのモコ(@mocochi1011)です。

「愛犬の好みや健康を考えてドッグフードを選んだのに、保存に失敗してしまった。」と言うことや、「ドッグフードを開封したままにしておいたら色や香りが変わってしまった。」と言うことはありませんか?

飼い主さんがせっかくドッグフードを厳選しても、保存状態によっては品質が落ちてしまいます。

愛犬に美味しいドッグフードを食べてもらうために、ドッグフードの特性に合わせて適切な保存方法を心がける必要があります。

今回は、ドッグフードの種類による保存方法の違いや、おすすめの保存容器などを紹介していきます。

ドッグフードが劣化する原因は?

ドッグフードが劣化する原因は酸化》です。

酸化はドッグフードが長時間空気にさらされ、空気中の酸素とドッグフードが結合することで起こります。

高温多湿の場所を避けて保存しているものの、フードの開封口が完全に閉め切れていない場合などにも酸化してしまうことが多いです。

小袋であれば消費に時間はかからないので問題ないですが、大袋の場合は保管に注意が必要です。

ドッグフードには脂肪や油脂が必ず含まれており、これらは空気(酸素)に触れると徐々に酸化し、やがて過酸化脂質(脂肪のサビ)へと変化していきます。

過酸化脂質を食べ続けてしまうと「細胞の老化現象」「アレルギー」「動脈硬化」「心筋梗塞」「がん」などの原因になることもあるので、保存には細心の注意を払う必要があります。

油脂が酸化したドッグフードは、危険性が指摘される酸化防止剤(BHA、BHT、エリソルビン酸ナトリウムなど)よりもはるかに大きな弊害をもたらすとも言われています。

ドッグフードの保存・保管のポイント

実際にドッグフードの品質が劣化していたとしても、見た目ではなかなか判別しにくいと思います。

特に高温多湿である夏場はより厳重に管理しなければなりません。

夏バテかと思いきやフードが腐っていたせいで体調を崩してしまった、なんてこともよくあります。

愛犬の健康のためにも、フードの品質管理をしっかりと行っていきましょう。

開封したら袋の封をしっかり閉める

ドッグフードも他の食べ物と同じように、封を切った瞬間から湿気を吸収し酸化が始まります。

開封後はフードコンテナなどの密閉性の高い容器に入れるか、しっかりと密閉して保管しましょう。

除湿剤シリカゲルなどを一緒に入れておくとなお良いです。

おすすめは1食分ずつに小分けして密閉チャック付き袋に保存しておくことです。

小分けにしておけばフードが空気に触れる回数を減らすことができますし用意も楽になります。

直射日光に当てない

フードが常時直射日光が当たると、酸化を速めてしまうので、直射日光の当たらない涼しい所で保管するようにしましょう。

温度や湿度が低い場所で管理する

水分をほとんど含まないドライフードにとって、高温多湿な環境は最大の敵です。

賞味期限よりも早く腐ってしまうこともあるため、湿気や熱がこもる場所はなるべく避けて保管しましょう。

食品なので冷蔵庫に保管するのが良いと思われがちですが、出し入れする際の温度差によりかえって劣化が進んでしまう可能性があります。

フードに冷蔵庫保存の指示がある場合を除いて、冷蔵庫での保管はおすすめしません。

ドッグフードのタイプ別の賞味期限

ドッグフードの保存方法について解説する前にまずはドッグフードのタイプ別の賞味期限について解説します。

せっかくドッグフードを保存方法が分かってもそもそも「賞味期限が切れていた」では意味がありません。

だからこそドッグフードの賞味期限について理解することも重要なのです。

そもそもドッグフードは含まれる水分量によって3つのタイプに分けられます。

  • ドライフード
  • ウェットフード
  • 半生フード
それではタイプ別の賞味期限について解説していきます。

ドライフードの賞味期限

ドライフードタイプのドッグフードは、水分含有量が10%または10%以下のドッグフードです。

水分の量が少ないため、長期保存に適しているという特徴があります。

また、栄養価が高いドッグフードが多い点も特徴です。

ドライフードの賞味期限は未開封だと製造後1年、開封後は1~3カ月ほどが目安です。

あくまでも目安なので実際には購入したドッグフードに記載してある賞味期限を参考にしてください。

ウェットフードの賞味期限

ウェットフードタイプのドッグフードは、水分含有量が75%程度のドッグフードです。

レトルトタイプのドッグフードやパウチタイプのドッグフード、缶詰タイプのドッグフードなどが代表的なウェットフードになります。

ウェットフードの賞味期限は、未開封だと製造後2~3年、開封後は1~2日ほどが賞味期限の目安です。

開封後は痛みが早いので、早めに与え終えましょう。

半生フードの賞味期限

半生フードはドライフードとウェットフードの中間程度の水分量を含んでいるドッグフードです。

半生フードには水分量が25~35%のタイプ10~30%程度のタイプの2種類があります。

半生フードは粒が小さめで水分も多めに含まれているため、老犬や食の細い犬でも食べやすいのが特徴です。

半生フードの賞味期限は製造後2年ほどで、開封後は1週間程度です。

ドッグフードのタイプ別の保存方法

それではドッグフードの正しい保存方法を種類別に紹介していきます。

ドライフードの保存方法

ドライフードは水分含有量が少ないので、ウェットフードとは異なり開封後も保存がききやすいメリットがあります。

しかし、袋を開封した瞬間から空気に触れているため、脂質の酸化や栄養素・風味の損失などの劣化は始まっています。

これを少しでも食い止めるためにドライフードには酸化防止剤が使われているものも多いですが、その効力は永遠ではありません。

具体的な保存方法として密閉性の高いジッパー付きの袋や、真空状態にできるフード保存用の容器などを使います。

保存場所は結露やカビの原因になるため、冷蔵庫での保存は避け、常温の場所で行いましょう。

また、食事の用意をするたび何度も袋を開けてしまえば、空気に触れる回数が増えるのでフードの劣化はますます加速します。

そこでおすすめしたいのが、以下の2つの方法です。

  1. 小分けのパックに移し替え、冷暗所で保管する。
  2. フードストッカーに袋ごと入れ保管する。
 

ちなみにどちらの方法を選んだとしても、初めて開封した日(初めて空気に触れた日)から1ヶ月以内にドッグフードをすべて使い切ることが基本です。

特に高温多湿になりやすい夏の時期などはできるだけ早めに使い切るようにしましょう。

それぞれの保存方法について詳しく解説していきます。

小分けのパックに移し替え、冷暗所で保管する

ドッグフードを開封したら、チャック付きの小分けパックに移し替えましょう。

小分けパックはジップロックのような袋で大丈夫です。

乾燥剤やシリカゲルなどの脱酸素剤も一緒に入れておくと尚良いでしょう。

乾燥剤が入っていていない場合は、必ず空気を抜いてチャックをするようにしましょう。

そして小分けにしたドッグフードを、日光が当たらない涼しい場所に保管します。

湿気が多い場所や気温が上がりやすい場所も避けましょう。

意外かもしれませんが、冷蔵庫での保管はおすすめしません。

フードを出し入れする際に結露が生じてカビの発生原因となるので、必ず常温で保管するようにしましょう。

小分けにする時は、1食分1日分といった感じで分けるようにし、なるべく空気に触れる回数を減らすことがポイントです。

フードストッカーに袋ごと入れ保管する

空気を抜いて密封させたドッグフードの袋をそのままフードストッカー入れて保管する方法も有効です。

フードストッカーはシリコンパッキン付きのストッカーが密閉度が高いのでおすすめです。

こちらにも乾燥剤を入れておくとより効果的です。

そして、この場合も光の当たらない涼しい場所で保管しましょう。

ウェットフードの保存方法

ウェットフードの賞味期限は1~2日と短いので、開封後はすぐ愛犬に食べさせることが基本です。

ウェットフードは開封前であれば保存期間がかなり長いことも特徴的です。

ドライフードや半生フードよりも早く腐敗・酸化が進んでいくので、開封後は密閉できる他の容器に移し替え、冷蔵庫に保管して2日以内に使い切るようにしましょう。

基本は缶詰のまま保存し、与えるタイミングで開封して2日以内にすべて食べさせることが理想です。

缶詰などをそのまま使う場合はラップを使うなど乾燥を防ぐ工夫が必要です。

残ったフードをすぐ食べる場合は冷蔵庫で保存し、賞味期限ギリギリまで食べ終わらない場合は冷凍庫で保存するようにしましょう。

なお冷凍庫で保存した場合は、解凍に冷蔵庫を使うようにしましょう。

ただし、冷凍庫に保管もしてても栄養や風味はどんどん損なわれていきます。
できるだけ半年以内には、すべて使い切るようにしましょう。

半生フードの保存方法

半生フードの保存方法はウェットフードの保存方法に似ています。

半生フード(ソフトドライ・セミモイスト)は水分を25~35%程度含んでいるため、ドライフードよりもカビが生えやすく、腐敗しやすいのが特徴です。

そのため、ほとんどの半生フードは最初から50~100gの小分けにパックになっていることが多いです。

1袋ずつ乾燥剤が入っている商品も多いですね。

とはいえ、いくら小分けパックになっていても、開封後すぐに使い切れない場合もあるかと思います。

そんな時は密閉容器に移し替えて、冷蔵庫に保管してすぐに使い切るようにしましょう。

半生タイプのドッグフードが余った時は、保存用の容器に移し替えて冷蔵庫または冷凍庫で保管します。

こちらも冷凍庫で保存した際は、解凍は冷蔵庫で行いましょう。

ただし、ドライフード同様、未開封であっても酸化は進んで劣化していきます。
高温多湿の場所は避け、できるだけ涼しくて暗い場所に保管するようにして下さい。

ドッグフードのフードストッカーおすすめ4選!

フードストッカーのおすすめ4選をご紹介します。

マルカン「オリジナルフードストッカー」

見た目も可愛らしいドッグフードストッカーで、小粒のドライフードなら約1キロも収納できます。

この「オリジナルフードストッカー」は密閉性が高く、ドライフードの酸化を防いでくれます。

臭い漏れや湿気も防止できるため、ドライフードを保存するときのお悩みには一通り対処可能できるのが嬉しいです。

また、「オリジナルフードストッカー」は計量カップが容器の蓋になっているため、蓋を失くす心配がありません。

ペットフードカンパニー「I-386」

「I-386」は幅18cmで高さ34cmと縦長タイプなので、棚の空いたスペースにも収納できます。

ドッグフードを必要な分だけ取り出せるスコップや、袋のまま入れる際に便利なクリップ付きでお得感も満載です。

カラーも3色展開されているので複数買いし、用途に応じて使い分けも可能です。

使い勝手を重視しつつ、なるべくスペースをとらずに置けるアイテムをお求めの人におすすめです。

ショップジャパン「真空コンテナ中 3個セット」

「真空コンテナ」はワンプッシュで真空状態を作り出せる容器です。

密閉性が非常に高いので、ドライフードの保存でお悩みになる酸化をしっかり防いでくれます。

保存時の密閉性で選ぶなら「真空コンテナ」がおすすめの保存容器です。

パール金属「エアロックコンテナS型 H-5861」

「エアロックコンテナS型 H-5861」は気密性と防水性が高くウェットフードと半生フードのどちらにも使える保存容器です。

サイズも色々な大きさのものが販売されているため、愛犬の食べる量などに合わせて容器を選べばドッグフードの小分けにも使える優れものです。

ドッグフードをこの容器に移してもいいのですが、ウェットフードのパッケージごと容器に入れて保存するのもいいでしょう。

おすすめドッグフード

以上を踏まえた上で、3つの条件が当てはまり危険な原材料が含まない、安心・安全な市販のドッグフードとは、どのようなものがあるのでしょうか?

これらのドッグフードは、犬の健康のことを考えて作られているので安心して与えることができます。

詳しくみていきましょう。

このこのごはん

「このこのごはん」は涙やけや匂い、毛並み、食いつきなど、小型犬に多いお悩みを解決するために作られた小型犬専用の国産ドッグフードです。

小型犬専用というだけあり、粒も小さく平たい形で食べやすさにも配慮されています。

このこのごはんは、今なら初回15%オフ+送料無料。1袋を¥3,278(税込)で購入できます。

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小型犬用ドッグフード「このこのごはん」

モグワン

「モグワン」は日本に暮らす犬の体質や運動量、生活に合う食生活と手作り食のようなおいしさを目指し、ぴったりの栄養成分と手作り食のような美味しさで食いつき抜群なドッグフードです。

動物愛護の先進国でありペット大国のイギリスからペットフードを輸入・販売していた株式会社レティシアンのオリジナル商品です。

最近ではテレビCMも放映され話題になっています。

モグワンは、今なら定期コースで最大20%オフ。1袋あたり¥3,485(税込)で購入することができます。

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モグワン

ブッチ

「ブッチ」は環境規制が世界一厳しいニュージーランドで作られたチルド型ミートフードとして人気を誇るブッチドッグフードです。

原材料は、すべて信頼性の高いニュージーランド産のものを使用し、愛犬の健康にも環境にもこだわったフードを実現しています。

ブッチは、今なら初回32%オフ+送料無料。3種類を¥3,000(税込)で購入できます。

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まとめ

ドッグフードにはタイプ別に賞味期限や特徴があります。

タイプが異なると保存場所や保存方法が異なるため、それぞれのタイプに合った方法で保存する必要があります。

また、ドッグフードの保存方法に合わせた容器を選ぶこともポイントになります。

しっかりドッグフードに合わせた保存を、愛犬に健康的で美味しいフードを食べさせてあげましょう。