犬用ベッドって必要?メリットや種類、選び方やお手入れの方法を解説☆

こんにちは。

ポメラニアンのモコ(@mocochi1011)です。

犬は1日の大半を横になって過ごします。

夜寝る時には飼い主さんと同じベッドで寝たり、昼間もソファーにいるから犬用ベッドは必要ないんじゃないかと思う方も多いと思います。

それでもペット用品店には様々な犬用ベッドが並んでいますよね。

それはなぜでしょう?

今回は犬用ベッドの必要性から、選び方のポイントやお手入れの仕方をご紹介します。

犬用ベッドの必要性は?

愛犬が快適に過ごすことができる

人にとっても犬にとっても睡眠は非常に重要です。

夜に本格的に飼い主さんと一緒に眠る以外にも犬は日中たくさん眠ります。

犬によってはどこでもどの様な環境でも眠れる犬もいますが、良い環境で眠れる方が愛犬にとっても睡眠の質がより良いものになる期待が持てます。

愛犬がより良い環境でリラックスできる場所を作ってあげることが重要なのです。

愛犬に自分のリラックスできる場所と認識させる

愛犬が自分の犬用ベッドを安心できる場所だと認識できるようになると、眠くなったり、大事なおもちゃや美味しいおやつを手に入れたりした時に自らベッドへ行ってリラックスするようになります。

ベッドがリラックスできる場所だと認識する様になると、愛犬と一緒に旅行に行った際にもベッドを持参することで、旅先でリラックスして過ごせる様になります。

また、ベッドがリラックスできる場所だと認識させておくことで、宿泊先で本来犬が乗ったりしてはいけない場所などに乗ってしまう危険性を回避する期待もできます。

↓愛犬と旅行に行く際の必要なものリストはこちらの記事を参照してください↓

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犬用ベッドを使うメリットは?

愛犬にとってリラックスできるスペースになる

犬が人間の良き相棒となってからとても長い月日が経過しているとはいえ、飼い主さんとの共同生活において犬が安心して過ごせるリラックスできる場所はしっかり用意する必要があります。

犬用ベッドは夜寝る場所としてだけでなく、日中もリラックスしてくつろげる場所にすることができます。

また、ベッドに慣れさせることで、車のドライブボックスに入れれば車内でも安心して過ごすことができますし、ケージの中に入れてあげればケージが嫌いな子でもリラックスすることができ、ケージ嫌いを少しずつ克服しやすくなります。

さらに、1人でお留守番する際にもベッドで寝れるようになれば、ストレスなくお留守番をすることができます。

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身体の負担を軽減させる

先述の通り、犬は1日の大半を横になったり寝て過ごす為、その姿勢を支えるベッドの役割は重要です。

人間同様犬も長時間硬い床などで寝ていると身体に負担がかかってしまいます。

質の良いベッドは、愛犬に心地良い姿勢を保たせることができ、身体の負担も軽減させることができます。

また、シニア犬は同じ姿勢で寝返りが打てずに寝続けてしまうことで、身体のある特定部分だけが圧迫されてしまい、血流が悪くなることで床ずれになりやすくなります。

シニア犬にとってもベッドを活用することで床ずれを予防したりと負担の軽減が期待できます。

睡眠の質を高められる

犬は睡眠時間が人間と比べて長く、1日に平均12時間から14時間程眠ります。

しっかり睡眠し、その間に身体も頭も休めて次の活動に備えます。

その為、愛犬の健康を維持する為には睡眠の質を高めることが大切です。

そして、睡眠の質を高めるのに身体に負担を与えない犬用ベッドが役に立つのです。

暑さ対策・寒さ対策になる

犬用ベッドには快適に過ごしやすくする為に色々な機能がついているものがあります。

例えば、私たち人間が季節によって掛け布団を変えるように、犬用ベッドのカバー素材にも夏は熱を発散させて涼しく、冬は体温が逃げないように温かく過ごせる素材が使用されているものがあります。

犬用ベッドの種類

犬用ベッドにも実は様々な形があります。

使用する目的や使用する場所、愛犬の性格や身体の大きさなどを考慮して最適な形を選ぶようにしましょう。

カドラータイプ

「カドラータイプ」はベッドの四方が盛り上がっていて囲いのような形になっているベッドです。

犬用ベッドとしては最も使われている形と言われ、形は四角だけでなく円形のタイプもあります。

身体がすっぽり収まるので犬も安心しやすく、縁の盛り上がっている部分に頭を乗せて枕の様にして眠る子もいれば、丸まって背中に縁の部分を当てて安心して眠る子もいます。

真ん中のクッションが取り外せるタイプは洗濯するときにも便利です。

「カドラータイプ」はケージやサークル内に置いても良いですし、部屋の隅に置くこともできるのでとても使いやすいベッドです。

ドームタイプ

「ドームタイプ」は屋根まである形で身体がスッポリと収まるベッドです。

円形状や半円のものなど商品によって様々な形のものがあります。

「ドームタイプ」のベッドは元々穴倉で休んでいた犬の習性を利用したもので、ドームの中が狭くて暗いので、サークルやクレートなど囲われたところが好きな子は安心して寝ることができます。

また、屋根があるので熱が内側にこもりやすく、冬は暖かく過ごせます。

ただし、怖がりな子や警戒心が強い子の場合には最初は怖がって入らない場合も多いので、慣れるまで時間を要することも多いです。

デザイン性の高いものも多くベッドの見た目を重視する飼い主さんにはお勧めですが、洗濯すると型崩れしやすいというデメリットもあります。

ボルスタータイプ

「ボルスタータイプ」は「カドラータイプ」と似ていますが、ベッドの1辺に縁が付いていません。

1辺に縁がなく空いているため、「カドラータイプ」に比べ広々と使うことができ、大型犬にも適しています。

マットタイプ

「マットタイプ」は縁や屋根がなくフラットなタイプのベッドで、サークルやケージ内に置くベッドとして適しています。

素材も暖かい生地で作られた冬用のものから夏用にクール素材でできたものまで様々なバリエーションがあります。

しかし、マットレスの周囲に囲いがないため、穴倉など狭いところで休む習性のある犬にとっては安心感に欠けると感じてしまうこともあるので、部屋で使用する場合には部屋の壁などを利用すると安心しやすいです。

縁がないのでお手入れもかなり簡単です。

ただし、子犬についてはベッドが平たいためにトイレと勘違いしてしまうこともあります。

「マットタイプ」を使う際には、トイレの成功率が上がる様になってから使うか、トイレを失敗しても丸洗いできる商品を使う様にした方が良いでしょう。

↓愛犬のトイレトレーニングについてはこちらの記事を参照してください↓

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犬用ベッドの選ぶポイント

上記で紹介した通り、犬用ベッドには様々な種類があるので、そのベッドを買えばいいのか悩んでしまいますよね。

犬用ベッドを選ぶ際のポイントを紹介します。

愛犬の身体に適した大きさか

犬用ベッドを選ぶ上で重要なポイントの1つはベッドのサイズです。
犬用ベッドの大きさは犬の体より大きすぎると落ち着かず、小さすぎると窮屈に感じてしまいます。
基本的に犬用ベッドには、小型犬、中型犬、大型犬といった大きさに分かれていることが多いです。
愛犬がすっぽり収まるくらいの大きさか、やや余裕があるサイズのものを選ぶようにしましょう。
なお、子犬の時に犬用ベッドを選ぶ際には、身体が大きくなることを想定する必要があります。
子犬を迎えた際に気合を入れて高価なベッドを購入してしまうと、子犬のがどんどん成長することによってすぐに使えなくなってしまう可能性があるので、子犬の頃に使う犬用ベッドは使い捨て位の感覚で購入した方が良いでしょう。

丈夫で壊れにくいか

犬は穴を掘って寝床を作っていた野生時代の名残で眠る前に床などを掘る習性があります。

犬用ベッドにおいても結構な勢いで掘り起こそうとすることも多く、デリケートな素材でできている場合には簡単に壊されてしまいます。

また、壊れたところから糸や綿が飛び出してしまうと誤飲の恐れもあるので注意が必要です。

犬用ベッドを選ぶ際には、掘られたりかじられたりしても壊れにい丈夫なもので、子犬がいたずらしにくい形状のものを選びましょう。

洗濯しやすいか

犬用ベッドは毎日使うため、汚れや匂い、毛などがつきやすいです。

特にパピー期やシニア犬の場合にはトイレが上手くできずにベッドが汚れてしまうことも多いと思います。

そうした場合には粘着テープや掃除機で掃除しやすいものや洗えるベッドを選ぶようにしましょう。

ベッドの生地や形によっては丸洗いできないものもあるので、犬用ベッドを購入する時には洗濯表示もチェックするようにしましょう。

どの様な季節で使用するのか

人間の布団にも夏用と冬用があるのと同じように、犬用ベッドの素材にもシーズンがあります。

例えば、夏は暑い日でも涼しく眠りやすいクールタイプのものや通気性のよいメッシュ素材のものを選び、冬は暖かく保温性に優れた起毛のタイプや「ドームタイプ」のベッドを選ぶと良いでしょう。

犬用ベッドはどこに置くべき?

犬用ベッドの目的の1つは愛犬が安心してリラックスできる場所を提供することです。

そこで犬用ベッドの設置場所として大切にすべきなのは犬にとって落ち着ける場所であるかという点です。

例えば、騒がしい場所よりは静かな場所の方が良いです。

ただし、飼い主さんの存在が全く感じられないような場所では、逆に不安感や寂しさを感じてしまいます。

季節に応じて暑さや寒さへの配慮をしながら愛犬がリラックスできる場所を探してあげましょう。

犬用ベッドのお手入れの仕方

犬用ベッドを毎日使っているうちに不衛生な状態になってしまうと、皮膚疾患などをまねく危険性が出てきてしまうため、犬用ベッドはしっかり清潔に保つ必要があります。

犬用ベッドを洗う頻度

犬用ベッド本体はできれば月に1回くらい洗濯してあげるのが望ましいです。

また、ベッドカバーやラグなどの布類はできれば1週間に1回の頻度で洗うようにしましょう。

ただし、犬は自分の匂いがなくなることにもストレスを感じてしまうため、清潔さを重視するあまりに洗いすぎてしまうとかえって愛犬にとってストレスになってしまうこともあるので注意しましょう。

犬用ベッドを洗う洗剤

犬用ベッドを選択する際には愛犬に安全なペット用の洗剤を使用する方が良いでしょう。

犬は嗅覚が優れているため、香りの強い洗剤はストレスになってしまうので、人間用の洗剤を使用する場合には必ず無香料を選択するようにしましょう。

柔軟剤を使用する場合も同様に必ず無香料のものを選択しましょう。

犬用ベッドのお手入れの手順

  1. 犬用ベッドの表面についてる毛などを掃除機や粘着テープで綺麗に取りましょう。
  2. カバーを外せる犬用ベッドの場合にはカバーを外し熱湯に付け置きにします。
    熱湯を使うことで虫などの駆除ができます。
    内部のマット部分は掃除機や粘着テープを使い毛を取り除きましょう。
  3. 犬用ベッドの本体をバケツや浴槽に入れ洗剤を入れて押し洗いをします。
    しっかり洗う場合には手だけでなく足を使うとさらに洗いやすいです。
    洗濯機を使って洗う場合には、しっかり毛を取っておくようにしましょう。
  4. 洗剤でしっかり洗ったら、今度は洗剤の泡が消えるまで何度もすすぎます。 
  5. しっかりすすげたら、水を絞り形を整え、天日干しをしましょう。
    生乾きになってしまうと雑菌が繁殖してしまいます。

おすすめの犬用ベッド

近年は機能的なものに加え、おしゃれで見た目がかわいいものもたくさん販売されています。
ここでおすすめの犬用ベッドをご紹介します。

&COCO 犬用ベッド

「&COCO 犬用ベッド」は高反発形状記憶マットレスを使用した「カドラータイプ」のベッドです。

クッションが反発性に優れているので愛犬の身体をしっかり支えてくれ、体全体にかかる負荷を軽減する期待ができます。

また、ベッドカバーは撥水性・防汚性を備えた生地を使用しているので、少しの汚れであれば拭き取るだけで綺麗になります。

汚れが強い場合にもベッドカバーは簡単に取り外しができ、洗濯機で洗うことができます。

さらに、耐久性の高い素材を採用している為、長く使うことができるのが嬉しいです。

HP:https://andcoco.jp/products/coco-bed

Amazonベーシック ペット用ベッド

「Amazonベーシック ペット用ベッド」は切り株のようなデザインがインテリアにもなじみやすい「カドラータイプ」のベッドです。

ベッドの内側は起毛したフランネル素材で暖かく、外側と底はポリエステルキャンバス地でできている為強度に優れているのが嬉しいです。

縁は顎を乗せやすい構造で、愛犬もリラックスしやすい姿勢で休むことができます。

そのまま洗濯機で丸洗いすることができるのもポイントです。

老犬用 ペットケアマットNEO

「老犬用 ペットケアマットNEO」は単なる犬用ベッドではなく、介護用としてもおすすめの「マットタイプ」のベッドです。

安心の日本製のこのペットケアマットはクッションとして人間用としても使われている「ブレスエアー」という素材が採用されており、この素材は通気性やクッション性能だけでなく、透水性、耐久性、制菌性能が良いといった優れものです。 

このペットケアマットはムレにくく高反発で寝返りがうちやすく、快適な寝心地が人気で、簡単に洗うことができることもポイントです。

↓こちらのベッドケアマットはレジーナリゾート伊豆無鄰でも提供されていました↓

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Dopet ペット ハウス

「Dopet ペット ハウス」はベージュとブラウンの2種類のカラーが可愛い「ドームタイプ」のベッドです。

こちらのベットは2WAY使用でドームの蓋部分を押し下げることで「カドラータイプ」のベッドに変身します!

また、上蓋は留まっているだけなので取り外しも簡単でお手入れもお手軽にでき、水洗い(手洗い)できるのもポイントです。

また、中のクッションも着脱出来るので暑い夏には中敷きをひんやりマットに交換すれば、オールシーズン使用することもできます。

リッチェル ペットベッド オーバル

「リッチェル ペットベッド オーバル」はタライのような少し変わった形の「カドラータイプ」のベッドで、クッションは乗せてあるだけなので簡単にセパレートできるのが特徴です。

本体は柔らかいプラスチック製なので、簡単に洗うこともでき、かじってしまっても中の綿が出てしまうような心配もありません。

クッションも丸洗いできるので、常に清潔な環境を保てます。

またとても軽いので、持ち運びにも便利です。

ペット ソファー モコモコ クッション スクエア

「ペット ソファー モコモコ クッション スクエア」はマットの一部に縁がついた「ボルスタータイプ」と「マットタイプ」の中間のようなタイプのベッドになります。

滑りにくくできているので、乗り降りの際にも愛犬の足に優しいのがポイントです。

また、素材も丈夫で噛みつかれても破れにくく、縁には顎も乗せやすい形になっています。

様々なカラーが用意されているので、自宅のインテリアに合わせたカラーを選ぶのも楽しいと思います。

まとめ

犬用ベッドは愛犬がリラックスして休むことができる重要なアイテムです。

愛犬の性格や体格などに合わせてより良いベッドを探してあげましょう。

また、愛犬の健康面や衛生面を保つ為にもお手入れのしやすいベッドを探すのも重要です。

愛犬と飼い主さんがより良い関係が築けるよう工夫していきましょう。