犬の自動給餌器ってどうなの?特徴やデメリットを解説!

こんにちは。

ポメラニアンのモコ(@mocochi1011)です。

ワンちゃんの飼い主さんにとって頭を抱えるのはワンちゃんのお留守番問題だと思います。

お留守番が長くなってしまうとワンちゃんがお腹を空かせていないかな?と気になると思います。

今回はそんな飼い主さんとワンちゃんの強い味方となる「自動給餌器」についてデメリットや種類や機能についてご紹介します。

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自動給餌器の特徴

ワンちゃんの自動給餌器とは、タイマーでセットした時間になると自動でドッグフードが出てくる便利アイテムです。

その種類は様々で、カメラが付いているものやお水も出るもの、飼い主さんの声を聞かせることができるものまで様々な種類があります。

お家を空けてしまう時間の長さや、ワンちゃんの性格や普段与えているフードの種類など、ニーズに合わせて選ぶことができます。

自動給餌器は、想定外にお出かけが長くなってしまう時やちょっとしたご旅行、お出かけの時にあると安心なアイテムです。

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自動給餌器のメリット・どんな時に使える?

実際に自動給餌器のメリットや使用機会にはどんなものがあるのか紹介します。

日中外出時

ワンちゃんにとって『食べること』は何よりの楽しみです。

大好きな飼い主さんが外出時、寂しい想いに加えてお腹まで空かせてしまうのは可哀想ですよね。

また、子犬期の場合は体が小さい子ほど頻回な給餌が必要となります。

消化器官が未発達で長時間の血糖値維持が困難なため、できれば1日に4回~5回の給餌が理想的です。

空腹のままの長時間のお留守番は、低血糖を引き起こしかねず、命に関わる危険な問題です。

普段は誰かは家に居るけれど稀に全員外出するという場合には不要かもしれませんが、家族全員が毎日外へ出かけなければならないご家庭や、子犬期のワンちゃんがいるおうちには自動給餌器は必須です。

仕事等で毎日帰りが遅くなる時

ワンちゃんの消化器官は人間に比べると未発達でとても吐きやすいです。

空腹の時間が長くなることで胃酸がどんどん分泌されていき、黄色い胃液を嘔吐してしまうことはよくあります。

胃液を戻したからといって、特段慌てる必要はありません。

ところが空腹時間が長くなってしまう生活が毎日の様に続いてしまうと、胃酸過多の状態が長時間続き、頻回に嘔吐してしまい、胃や腸に大きな負担がかかってしまい、将来的に消化器疾患になってしまうリスクが大きくなってしまいます。

また、急な仕事や飲み会で帰宅が遅くなってしまうこともあると思います。お仕事の日は念のため自動給餌器をセットしておけば、万が一の安心できます。

災害対策として

近年では地震を始め自然災害が多い為、災害時の緊急対策として自動給餌器を常備する方も増えてきています。

例えば電車などの公共交通機関が停まってしまい帰宅できないということや、一時的に自宅以外に避難が必要となってしまい、ワンちゃんと別の場所へ避難しなければならないなどのケースも考えられます。

避難所によってはワンちゃんの受け入れをしていない避難所もいまだに多くあります。

災害時における様々な安心を確保するために、自動給餌器を常備しておくと安心です。

朝のご飯催促に対して

先述の通り、ワンちゃんにとってご飯は一番の楽しみです。

いつもよりゆっくり寝ていたい休日の朝にもワンちゃんが大きな声で鳴いてご飯を催促してくることはありませんでしょうか。

飼い主さんが起きてくるまでワンちゃんに鳴かれてしまうとご近所の目も気になってしまうと思います。

そんな中、自動給餌器で決まった時間にご飯を与えるようセットしておけば、休日に早起きせずともワンちゃんが大好きなご飯を食べられます。飼い主さんもゆっくりとした朝を過ごすことができますね。

食事管理として

可愛い愛犬からご飯をせがまれると、ついつい必要以上にご飯を余計に与えてしまうこともあると思います。

自動給餌機は機械的に決まった量を決まった時間に与えます。

食べ過ぎの防止や早食いの対策、子犬であれば低血糖の防止などにも役立ちます。

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自動給餌器のデメリット

自動給餌器のデメリットというのは以下のポイントです。

  • 自動給餌器の構造上によっては固定物のペットフードしか与えられない(生物や液体状の食べ物は与えられない)
  • 餌が出る時の動きや音に警戒し、ワンちゃんによっては餌を食べない事がある
  • 自動化されている分、餌場の状況の把握が疎かになる(体調不良で食欲が落ちているなどのサインに気付けない)

自動給餌器の種類と選ぶポイント

形状

ワンちゃんの自動給餌器の形状には大きく分けて2つあります。

トレイタイプかフードストッカータイプはそれぞれにメリットデメリットがあります

トレイタイプ

トレイタイプの自動給餌器は、トレイに自動で開く蓋が付いており、セットした時間に蓋が開き前もってトレイに入れていたフードを食べることができるタイプのものです。

このタイプは比較的価格が安いものが多く、自動給餌器を試してみたいという飼い主さんにもお勧めです。

トレイタイプのメリットは、ドライフードとウエットフードの両方に対応できる点です。(中には対応不可のものもありますが、多くは対応可)

ワンちゃんの好みがウエットフードの場合は、このトレイタイプを選択しましょう。

またトレイに入れるフードの量を飼い主さんが細かく調整できるため、健康のために食事制限を必要としているワンちゃんにも有効です。

一方でトレイタイプのデメリットは、トレイの数しか自動給餌ができない為、予めセットできる給餌回数があまり多くありません。(多くても8回分程度)

ちょっとした旅行等には対応できますが、ある程度まとまった期間家を留守にする場合には対応できません。

また、オプションの機能はフードストッカータイプの方が多く搭載されていることが多いです。

使用用途やシチュエーションを考え、ニーズに合わせたタイプを選びましょう。

フードストッカータイプ

フードストッカータイプの自動給餌器は、フードタンクにまとまった量のフードを入れ、設定された時間になるとフードタンクから自動的にフードがトレイに供給されるタイプです。

フードストッカータイプのメリットは、長期間自動的にフードを与えられる点です。

例えば1日2回フードが出るように設定した場合、フードタンクのサイズにもよりますが、2週間から1ヶ月程度、定期的にフードを供給することができます。

また、フードストッカータイプは、フード量を自動的に測定して供給してくれるものが多く、トレイタイプが飼い主さんがフードの量を測定して分配するのに比べると飼い主様の手間はかなり省かれます。

フードストッカータイプのデメリットは、ドライフードのみしか対応していないことが多く、ウェットフードが好みのワンちゃんには合いません。

た、ドライフードの中でも無添加のプレミアムペットフードなど賞味期限が短いものや冷蔵保存が必要なドライフードでは対応できない場合があります

これはフードタンクの密閉度にもよるので、密閉度の低いフードタンクであった場合は、フードタンクにたくさんフードを入れるのではなく、使用期限に合った量を入れるようにして使いましょう。

電源

フードストックタイプの場合、多くが2way電源となっており、電池やコンセント、USB接続でできるものもあります。

コンセントコードをイタズラし感電が危ない場合には電池使用の方が安心です。

また、災害対策としては、普段はコンセントから電源を取り、停電時などには電池使用に切り替わるタイプが良いでしょう。

トレイタイプの場合は多くが電池のみの電源となります。

緊急時に慌てないよう、電池のストックも気にかけておきましょう。

その他の機能

フードが自動で出てくる以外にも、様々な機能を搭載している自動給餌器があります。

カメラ機能

給餌器にカメラを搭載し、外からワンちゃんの様子が観察できます。

カメラと共にマイクも付いている給餌器はリアルタイムで話しかけることもできます。

ワンちゃんがご飯を食べているか不安な場合や、いたずらをしていないか不安な場合などにお勧めです。

遠隔操作機能

スマホを持っていれば、遠隔操作の機能がある自動給餌器もお勧めです。

遠隔操作で実際に給餌するタイミング等の操作が可能です。

録音機能

録音機能付きの自動給餌器は飼い主さんのお声を録音できます。

ワンちゃんによっては自動給餌器を警戒してしまい、中々食べてくれないケースもありますが、飼い主さんの声で名前を呼んであげたり、「ご飯食べていいよー」などと安心できる声が聞こえてくれば、ワンちゃんも安心して自動給餌器からのご飯を食べられますね。

給水機能

フードだけでなくお水も自動であげてくれる機能があるものもあります。

お水を循環させ新鮮なお水を出してくれるようなものもあります。

ロック機能

これは多くの自動給餌器についている機能ですが、賢いワンちゃんが開けてしまい、必要分以上に食べてしまわないようロックをかけられる機能です。

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まとめ

現代のワンちゃんは人のサポートなしでは生きていくことができません。

ワンちゃんにとって食べることは最大の喜びであり、楽しみでもあるのです。

自動給餌器は上手に使えばとても便利なものです。

機能や形状によっても異なりますが、メリットデメリットをよく把握し利用すれば飼い主さんの助けになるでしょう。

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