愛犬にドッグステップって必要?メリットや選び方を解説★

こんにちは。

ポメラニアンのモコ(@mocochi1011)です。

「ドッグステップ」とは、人のソファやベッドに愛犬が登りやすいように置いておく犬用の階段やスロープのことです。

愛犬との生活の中で飼い主さんと同じ場所に居たがりソファやベッドに登ろうとしてくることもあると思います。

「ドッグステップ」は大きい段差を飛び乗ったり飛び降りたりすることで足腰に負担がかかるのを防ぐために使われることがあります。

またシニア犬向けに利用することもあるでしょう。

今回は「ドッグステップ」の必要性や選ぶポイントなどについて解説します。

↓実際にドッグステップを使ってみたレビュー記事もご参照ください↓

関連記事

こんにちは。 ポメラニアンのモコ(@mocochi1011)です。 「ドッグステップ」はソファなどを登り降りする際の小型犬の足のトラブルを回避する為の効果が期待できます。 今回は「PET PARADISE(ペットパラダイス)」で購入した「ド[…]

ドッグステップって必要?

「ドッグステップ」は愛犬の身体をサポートするドッグ用品の一つです。

どのような際に使用するのでしょうか?

小型犬のサポート

小型犬は体格が小さいため、小さな段差の昇り降りにも実は体力を使ってしまう場合があります。

その為飼い主さんのベッドに飛び乗ったり、逆にベッドから飛び降りたりする行為は愛犬にとって大きな負担になってしまいます。

また飛び降りた時の衝撃により足の関節や腰を痛めてしまうこともあるので、「ドッグステップ」を使ってあげると愛犬の身体にとって大きく負担を軽減する期待が持てます。

ヘルニアや関節炎などの病気の予防

「ドッグステップ」には病気の予防としての役割もあります。

例えば、ダックスフントやコーギーのように足が短く胴が長い犬は椎間板が突出してしまう病気や、脊椎そのものが変形してしまう病気になりやすいと言われています。

椎間板疾患やヘルニアなどを予防するためには、食生活に気をつけ肥満にならないよう注意することなどに加え、脊椎や腰に負担をかけない環境を整えてあげることも大切です。

愛犬との生活において段差の登り下りは腰に大きく負担がかかる為、「ドッグステップ」を活用して家の中の段差を減らしてあげることは、上記の椎間板疾患などを防ぐのに良い方法といえます。

また小型犬にありがちな病気では「膝蓋骨内方脱臼」という膝のお皿が脱臼してしまう病気や関節が変形してしまう「股関節形成不全」という病気があります。

体重の軽い小型犬は脱臼していても症状が分かりにくく、飼い主さんも気づかないこともよくあります。

その為、小型犬を飼育している場合には日常生活の中で足に負担をかけないよう配慮してあげる必要があり、「ドッグステップ」は負担軽減のために非常に役に立ちます。

シニア犬のサポート

愛犬がシニア犬になった場合も「ドッグステップ」を検討する必要があります。

犬は犬種にもよりますが一般的に7歳を超えるとシニア犬と呼ばれ老犬になってきます。

老犬になると徐々に足腰が弱ってくるので、若い時は問題なかった家の中のちょっとした段差がシニア犬になるにつれ危険になることもあります。

中には、昔は問題なかったはずの段差で転んでしまい怪我をして寝たきりになってしまうことさえもあります。

「ドッグステップ」を上手に利用することで、シニア犬の快適な生活を守ってあげることができます。

ドッグステップの使用シーン

「ドッグステップ」の具体的な使用シーンには以下のような場面が挙げられます。

  • ソファやベッドの登り降り
  • 車の乗り降り
  • 玄関や庭などの段差

人間と比べて体格の小さな犬にとって、人間用に設計された屋内・屋外の段差は足腰に大きな負担がかかってしまうことも多いです。

大きな段差があるの場合には「ドッグステップ」を積極的に活用するようにしましょう。

ソファやベッドの登り降り

犬にとっても飼い主さんと一緒に過ごせるソファやベッドは心地よい場所です。

ベッドやソファにそのまま飛び乗ったり飛び降りたりすると特に小型犬にとっては足に大きな負担がかかってしまいます。

ベッドやソファに「ドッグステップ」を置いてあげることで、犬は足への負担を気にせず自由に登り降りができるようになります。

リビングやベッドで使用する際には、インテリアの1つとしておしゃれなものを用意するのも楽しいですね。

車の乗り降り

車でどこかにお出かけする時などに抱っこで乗り降りをしない中型犬・大型犬のような場合には持ち運びしやすい「ドッグステップ」を持って行くといいでしょう。

車でお出かけする際、大抵の場合駐車場はアスファルトやコンクリートの硬い地面であることが多いので、「ドッグステップ」で降ろさせることができれば安心です。

持ち運びをする場合には、折り畳めて軽い「ドッグステップ」を利用するのが良いでしょう。

↓愛犬とのドライブのポイントについての記事もご参照ください↓

関連記事

いつも歩いていける範囲でお出かけしてるけど、一緒に遠出できたらもっと楽しい思い出が作れるなと考えている飼い主さんも多いと思います。ワンちゃんとドライブができるようになれば、行動範囲が一気に広がり、ワンちゃんとのお出かけも充実すると思います[…]

玄関や庭などの段差

玄関から中に入る時や庭の出入り口には段差がある為、犬の出入りには注意が必要です。

特に庭に出る際の段差は大きいことも多いのでジャンプさせてしまうと着地の衝撃が足にダメージを与えてしまいます。

また部屋に戻る時にも毎回飼い主さんが抱っこする必要が出てしまうので、玄関や庭への出入り口には「ドッグステップ」をつけてあげるのが良いでしょう。

ドッグステップの選ぶポイント

硬さ・柔らかさ

「ドッグステップ」を選ぶ際にはその硬さ・柔らかさ・クッション性にも注目する必要があります。

実際、「ドッグステップ」には柔らかくクッション性がある商品もあれば、プラスチックやアルミ素材など硬い素材でできた商品もあります。

若くて元気な若い愛犬が使用する場合は堅くて耐久性のある商品が良いですが、子犬や老犬などの場合は転んだりぶつかってしまうリスクも考え、柔らかな素材でできたステップの方が良いかもしれません。

折りたたみできるか

常に置きっぱなしにするわけではなく、庭に出るときだけ使用するなど使うタイミングが限られている場合や、外などに持ち運ぶ可能性がある場合には折りたためるステップが良いでしょう。

折りたためるステップは非常に薄くなるので狭い隙間でも収納することができます。

軽さ

「ドッグステップ」を選ぶ際には、ステップの軽さも重要になります。

上記のように必要なシーンでだけ使用する場合ステップの場所を移動させる場合持ち運ぶ場合にはステップが重いと飼い主さんの負担が大きくなってしまいます。

常設しないステップの場合にはその重さにも注目するようにしましょう。

安定性

「ドッグステップ」を選ぶポイントとしてはその安定性も非常に重要です。

ガタガタしてしまって不安定な商品は、愛犬がステップから落下してかえってケガをしてしまう恐れもあります。

高低差が大きい場所でステップを使う場合などは、特に念入りに確認するようにしましょう。

収納性

常設のステップの場合には場所を取ってしまう代わりに中に愛犬グッズを収納することができる商品も多いです。

我が家のモコの場合には中にたっぷりトイレシートを詰め込んでいるので収納としても非常に助かっています。

おすすめドッグステップ

ペットパラダイス 『犬用 階段 ステップ スヌーピー フレンズ柄』

ペットパラダイスのこちらのドッグステップは、使わないときにはぺったんこに折り畳むこともでき、設置した時には収納として利用することもできます。

何より軽いですし、大きさもコンパクトなので邪魔になりません。

お値段もリーズナブルなのでありがたいですね。

BreeRinz 『ドッグステップ 3段 ペットスロープ

こちらのステップは、簡単に折りたたんで収納することができ階段とスロープに切り替えることが可能です。

また、階段の傾斜角度も調整できます。

対荷重も50kgまで対応しているので大型犬でも安心ですね。

ybaymy 『ペットスロープ』

ステップの段差を怖がってしまう場合にはスライドにしてみるのも良いでしょう。

使わない時には折りたたんで平らにすることもできます。

体力が衰えてきたシニア犬がいる場合にはこのようなスロープがあると安心です。

まとめ

ドッグステップを使用することは、愛犬の怪我や病気の予防ができたり、シニア犬のサポートができたりとメリットが沢山あります。

愛犬との充実した生活をサポートしてくれるドッグステップの導入も検討してみましょう。