犬が病院を嫌がるのはなぜ?嫌がる理由や対処法を伝授☆

こんにちは。

ポメラニアンのモコ(@mocochi1011)です。

愛犬が病院嫌いだと連れて行くのがとても大変ですよね。

病院に準備をしている段階で気付いて震えてしまうという犬もいれば、暴れてしまう犬もいると思います。

どうしたら愛犬を怖がらせないで動物病院へ連れて行くことができるのか、病院を嫌がる理由や克服方法についてご紹介します。

犬が病院を嫌がる理由

動物病院は本来犬の身体の調子が悪くなっ時に行く場所で、その治療には少なからず痛みや苦しみが伴います。

そんな場所に理由も分からず連れて行かれることは、犬だけでなく、人の子供も同じように嫌がるでしょう。

犬の病院嫌いを直すためには、まず犬がどんなことに恐怖心を抱いているかを知ることが大切です。

過去に嫌な記憶がある

犬が病院嫌いになる最も多い理由が診察や治療のために無理やり押さえられたり、注射などで痛い思いをしたりと「痛い」「怖い」「苦しい」といった経験をしたことによります。

犬が動物病院で一度でも「痛み」、「怖さ」、「痛み」を経験してしまうと、それがトラウマになって『病院=嫌なことをされる場所』と認識してしまう可能性が考えられます。

また、去勢・避妊手術などで病院に入院したことがある場合は、飼い主さんと離れ離れになったという記憶がトラウマとして残ってしまい、病院嫌いになっていることも考えられます。

そして、意外と見落とされてしまうのが「診察台」です。

犬は高いところを嫌がる傾向があるため、診察台に乗せられること自体がトラウマになってしまっている犬もいます。

病院の環境が落ち着かない

病院は頻繁に行く場所ではないからこそ、その環境はなかなか慣れにくいです。

動物病院は消毒液や薬品の独特な匂い、見知らぬ人や他の動物の匂いで満ちた場所です。

普段とは異なる慣れない環境は、犬をとても不安な気持ちにさせます。

また、病院の待合室はスペースが限られているので他の人や動物との距離感が普段より近くなったり、同じように不安を抱える犬の吠える声が聞こえたりすることで、犬によってはストレスになることがあります。

飼い主さんに置いていかれるかもという不安

病院へ行く場合、時には手術など入院が必要になることもあります。

すると、飼い主さんと離れて過ごさなければいけないため、犬は慣れない環境で「いつ迎えに来てもらえるかわからない」という不安な状態が続きます。

入院経験をした子や、病院のホテルを利用したことがある子の場合には「また置いていかれるのではないか」という不安から病院が嫌いになることも考えられます。

高いところが嫌い

猫は高いところも平気ですが、犬は高いところが苦手な場合が多いです。

診察台は獣医師の先生が処置しやすい高さになっているため、犬にとっては怖い場所となります。

特に小型犬は落ちたら骨折する高さなので十分に注意しましょう。

大型犬の場合は台に乗せると逆に診察しにくく、床で診察を行なう病院もあります。

犬が病院を嫌がっている時の反応

犬が病院を嫌がる時にはどんな行動をするのでしょうか。

ここでは嫌がっている時の反応についてご紹介します。

愛犬が病院を嫌がっている時にはいち早く気付いてあげるようにしましょう。

クレートを見ただけで逃げてしまう

病院嫌いな犬の場合、クレートを見ただけで「動物病院に連れて行かれるのではないか」と考えてしまい、飼い主さんがクレートを持ち出してきたのを目にするだけで怯え、逃げ出したり、隠れたりしてしまうことがあります。

急に攻撃的になる

犬が病院嫌いを引き起こす際にはいつもは吠えたり暴れたりしない犬でも、突然攻撃的な動きをすることがあります。

普段は滅多に吠えない犬がすごく吠えたり、獣医師さんや看護師さんが体に触ろうとすると噛みついたり、威嚇するといった攻撃的な態度を示すこともあります。

恐怖で動かなくなる

動物病院の入り口、待合室、診察室などの前に来ると、怖がって動かなくなったり、診察室に入っても診察台に乗せると獣医師さんにお尻を向けてそのまま固まってしまうのも犬の病院嫌いが引き起こす行動だと言えます。

粗相をする

強いストレスや恐怖に襲われた場合は、おしっこを漏らすなど粗相をしてしまうことがあります。

先述の通り高い場所が苦手な犬も多く、診察台に乗せられたタイミングで震えが止まらなくなり、粗相してしまうケースも見られます。

犬が病院を嫌がる時の対処法

病院が嫌いで興奮してしまう犬には、診察前に落ち着いてもらう必要があります。

病院嫌いの犬を落ち着かせる対処法について解説します。

病院に行くことを悟られないよういつも通りに過ごす

病院嫌いの犬を病院に連れて行くとなると、飼い主さんもついつい身構えてしまいがちです。

慌ただしく病院に行く準備をしたり、クレートを犬が見えるところに出しておいたりすると、犬は普段と違う様子を敏感に察知します。

動物病院に出かけることが悟られないよう、できるだけ普段通りに過ごすことを心がけましょう。

飼い主さんの緊張感が愛犬に伝わってしまうこともあるので、飼い主さんがリラックスした気持ちでいることも大切です。

毅然とした態度で接する

病院嫌いの愛犬が暴れるからと飼い主さんもオロオロしてしまうと、愛犬もさらに興奮してしまい逆効果になってしまう可能性があります。

そのため、まずは飼い主さんが毅然とした態度でいつもの通り愛犬と接してあげることが大切です。

飼い主さんが不安に感じてしまうと、愛犬もその感情を読み取り、不安な気持ちが増幅してしまうので注意しましょう。

他の犬との接触を避ける

興奮しているときは、他の犬や飼い主さん以外の人の匂いは避けるのが無難です。

病院の待合室ではどうしてもその匂いから避けることは難しいので、診察の時間まで余裕がある場合などには別の場所で過ごすようにしてみましょう。

興奮して「他の犬を噛んでしまった」などといったトラブルに発展してしまう可能性もあります。

診察前に軽く散歩する

前述の通り、診察時に興奮しておしっこやウンチをしてしまうこともあります。

診察前に軽く散歩を行い、おしっこやウンチを済ませておくようにしましょう。

軽く散歩をすることで、クールダウンにも繋がり落ち着いて診察を受けられる期待もできます。

病院に慣れさせる

病院とは本来、身体の調子が悪くなったら行く場所です。

しかしそのために行く場所では、どうしても病院が嫌いになり、肝心なときに行けないという弊害も起こり得ます。

そうならないために健康であっても定期的に病院に行って慣れさせると良いでしょう。

健康診断や、爪切りや耳掃除などのケアでも良いと思います。

また、知らない人に人見知りをしてしまう犬の場合は、かかりつけの獣医師さんや看護師さんからおやつといったご褒美をもらうことで慣れてくれることもあります。

診察後に獣医師さんにおやつを渡してもらうことも相談してみましょう。

「怖い」「痛い」などの言葉は口にしない

犬は人間の言葉を完全には理解できませんが、「怖い」や「痛い」といった言葉を発するときの飼い主さんの表情や声の調子などから、不安な感情を読み取ってしまうことがあります。

愛犬を不安な気持ちにさせるような、口調や態度は控えましょう。

家で沢山触ってあげる

犬によっては、触られること自体が嫌いな子がいます。

それは病院の先生が嫌いだからというよりは、普段から触られ慣れていないということが大きな要因です。

触ることができないと、きちんと触診ができず、爪切りや耳掃除といったケアもできず、保定でストレスをかけてしまうなど犬にとっても病院側にとっても大変なことです。

できれば子犬の頃からお家で足先や尻尾、お腹、耳、口周りなど、あちこち撫でて触ってあげるようにしましょう

また、毎日撫でてあげることで湿疹や脱毛など小さな変化にも早く気付くことができます。

嫌がっているときに怒らない

動物病院に連れて行く時や動物病院に着いた後に、愛犬が怖がって吠えたり、威嚇行動をとったりした場合に、強く叱りつけてしまうのはやめましょう。

飼い主さんとしては、何とかして病院へ連れて行かなくてはという思いがあるでしょうが、そこで怒ってしまうと逆効果となり、さらに病院への拒否反応が強くなってしまう危険性があります。

犬が落ち着くまでそっとしておくか、いったん外に連れ出して気持ちをリフレッシュさせてあげると良いでしょう。

クレートトレーニングをする

病院嫌いの犬にお家でできるトレーニングとして、クレートトレーニングがあります。

クレートトレーニングとはクレートに慣れさせるためのトレーニングで、慣れさせておくことで通院にも有利となります。

通院のときにだけ出てくるクレートやケージには悪いイメージがつきやすいので、日頃からクレートやキャリーバックに慣れさせクレートトレーニングを行うことで、病院に連れて行くことが楽になります。

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病院を嫌がらないようにするしつけ方

犬を病院嫌いにさせない為に普段からできるしつけ方法をご紹介します。

散歩コースに病院の前を組み込み、日常的に慣れさせる

動物病院を体の具合が悪いときに行く特別な場所ではなく、日常の風景の一部として認識してもらうことが効果的です。

病院が自宅の近くにある場合は、普段の散歩コースに組み込み、毎日その前を通ることで病院の存在に慣れてもらいましょう。

毎日のように病院への道のりを歩くことで、通院にかかるストレスを軽減し、犬の緊張感をほぐす期待ができます。

また、健康診断や爪切りなどの日頃のケアのために、定期的に病院に連れて行くのも環境に慣れさせる期待ができます。

病院に通うことが日常の一部になれば、犬も通院することに慣れていく可能性があります。

病院で行われているパピークラスなどを受ける

動物病院の中には、生後2~4ヶ月の子犬と飼い主さんを対象としたしつけ教室(パピークラス)を実施しているところがあります。

パピークラスでは健康管理や日頃のケアを抵抗なく受け入れられるように慣らしたり、人間社会で社会性を育むためのプログラムなどが用意されているので、受講してみるのも良いと思います。

子犬の頃にしっかりと家以外の社会との関わりを持ち、社会性を身に付けることで、成犬になってからの病院嫌いを防ぐことが可能です。

また、パピークラスを通して、獣医師さんや看護師さんと触れ合うことで、病院嫌いを防ぐことができる可能性も高まります。

処置をしようとする際に噛んでしまう場合

動物病院が怖いあまり攻撃的になってしまい、飛びかかってきたり噛もうとしたりする犬もいます。

犬がパニックになった際には獣医師さんや看護師さんだけでなく、飼い主さん自身も噛まれることがあります。

噛まれると痛いだけではなく、感染症を起こすこともあるので、事前にできる準備など見ておきましょう。

口輪やエリザベスカラーをつける

犬がリラックスし落ち着いている時に、エリザベスカラーや口輪を付けると安全です。

カラーをつけるタイミングは家や動物病院に入る前が良いでしょう。

犬が穏やかなうちに着けることが出来れば、動物病院で無理矢理犬を押さえつけたりする必要もなく、スムーズに診察することができます。

ハーネスを着けて連れて行く

家で口輪やエリザベスカラーをつけようとすると、怒って噛みにくる犬もいます。

そういう場合にはハーネスやリードをつけるのが良いでしょう。

特に小型犬の場合はキャリーバッグやクレートに入れてくることが多いですが、怖がりで噛む犬はそこから出すのにとても苦労することがあります。

リードやハーネスがついていると、動きを多少コントロールすることができ、噛む犬でも格段に扱いやすくなります。

病院に行く時だけでなく、普段からお散歩の時などリードをつける練習をしておきましょう。
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まとめ

今回は犬が動物病院を嫌がる理由や対処法などについて紹介しました。

犬が病院を嫌がる理由をしっかりと理解した上で対策を立てれば、動物病院に連れて行くことを習慣化することができます。

病院嫌いが治らないときは獣医師さんに相談することも有効なので、困った時には相談してみましょう。

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