犬が目をそらす理由とは?犬との正しいアイコンタクトの取り方を伝授☆

こんにちは。ポメラニアンのモコです。

じっとこちらを見上げてくる愛犬と目が合うと嬉しくなりますよね。

しかし、逆になかなかこちらを見てくれなかったり目をそらされることはありませんか?

なぜ犬は目をそらすのでしょう?もしかしてその人のことが嫌いなのでしょうか?

もしかして嫌われているかも…なんて心配になる飼い主さんもいらっしゃると思います。

今回は、犬が目を合わせないときの理由や飼い主さんが取るべき行動、また逆に飼い主が犬と目を合わせない方が良い場合ついてご紹介します。

愛犬が目をそらす理由は?

犬が目をそらすのには次のような理由が考えられます。

目をそらした状況を思い出して、あてはめてみましょう。

相手を自分より目上だと思っている時・相手に服従している時

犬は上下関係をつくる動物です。

人間同様、犬も自分よりも立場が上であると認識している相手とは、それが人であっても犬であっても積極的に目を合わせようとはしません。

犬の世界で目を合わせ続ける行動は、自分よりも目下のものに対してする行動とされていますので、目上の相手に向かってそのような行動を取ると、敵対心を持っていると誤解されてしまいます。

愛犬から目をそらされた場合には、決して嫌われているとかではなく、愛犬があなたのことを目上の相手、つまりご主人としてきちんと認識し、「あなたに敵対心はありませんよ」と言っているのです。

他の犬とのトラブルになるようなら視界から遠ざよう

敵対心がないことを表すために目をそらすときには、特別何もしなくてもいいでしょう。

ただし、相手の犬がしつこくケンカを売ってくるようであれば、相手の犬の視界から遠ざけてあげましょう。

困っている時・苦手だと感じている時

相手の対応に困ったり、苦手なことをされそうになったりした時にも犬は目をそらします。

例えば、嫌いなシャンプーや爪切りなどをされそうになると、それに気が付かないふりをしてその嫌なことから逃れようと目をそらすことがあります。

そのような時には、目をそらすのと同時に尻尾が下向きになっているため分かりやすいです。

普段の生活の中でも、カメラが苦手で目線を合わせてくれない犬は多いと思いますが、これも困っている状態の表れです。

カメラのレンズが目のように見えてしまい、正面から見ると喧嘩を売っているようで見られないのです。

ただでさえカメラは犬にとって不思議なものなので、そこに緊張が生まれてしまうこともあるでしょう。

緊張しているときにも、その場の緊張を和らげようと目をそらすことがあります。

これは緊張を和らげるためにあくびをするのと同じです。

頑張ってできたらたくさん褒めてあげましょう

苦手なことを避けたいからと言って、犬の気持ちに合わせてやめてはいけません。

逆に上手にできたり、頑張れた時には、たくさん褒めてあげましょう。

単純に眠かったり疲れていたりして聞こえないふりをしている場合には無理に声をかけずに休ませてあげましょう。

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自分の都合が悪くなる時・知らないふりをしたい時

トイレの失敗やイタズラなどがバレてしまった時などにも犬は目をそらします。

明らかに飼い主さんが怒っているのを見て、「これはまずい…」と感じて目をそらしてごまかそうとします。

そんな時にはワンちゃんの名前を呼んでも耳だけが過剰に反応し、チラッとこちらを確認した後にすぐに目をそらすような行動をすることが多いです。

叱り過ぎないようにしましょう

犬が目をそらしたり、目を合わせないという行動は、先述の通りいけないことをしてしまったことと分かっていて、飼い主さんに叱られるかもしれないというときに見せる仕草でもあります。

こうした時にはあまり叱りすぎないようにしてあげましょう。

自分を落ち着かせたい時・自分のテンションを下げたい時

犬は嬉しくてたまらない時にも、あえて目をそらして自分の気持ちを落ち着かせようとする事があります。

これは、カーミングシグナル(争いを避け自分の気持ちや立場を相手に伝える行動)の一種で、自分だけではなく相手を落ち着かせるためにもとる行動でしつけがきちんと行き届いている犬によく見られます。

本当は嬉しくて飼い主さんに飛び掛かったり走り回ったりしたいけれど、してはいけないことが分かっているので犬が自分で冷静になるように言い聞かせている状態が、そこから目をそらすという行動に表れます。

しつけがされていない犬は、飼い主がおもちゃを持っていると飛びついてきたりして、すぐにでも遊ぼうとします。

ごはんやおもちゃを持ってみて、犬が目をそらすのであれば、飼い主と犬との信頼関係はしっかりとしたものであると言えます。

興奮しているときには尻尾が動いているので、それも一緒にサインとして見るとわかりやすいでしょう。

落ち着くのを待ってあげましょう

この仕草は嬉しさからの行動ですので、犬の興奮が落ち着くの待ちましょう。

これは飼い主さんに対する愛情や信頼からくるものなので、愛犬がこの行動をしてくるようになったら飼い主さんも嬉しいですね。

警戒している時・周りの環境が気になっている時

周りの状況に対して、犬が何か警戒心を持った時にも目をそらすことがあります。

犬は周りの物音や気配にとても敏感です。

人間にはわからない「何か」に気を取られてふと目をそらすこともあります。

正確には目をそらすというよりは気になった方に意識を向けると言った方が正しいかもしれません。

この時は、警戒している状況をきちんと把握しようと何もない方向に目をそらして物音を敏感にキャッチ出来るように耳に神経を集中させています。

目をそらすのと同時に、身体の動きもピタッと止まる特徴がみられます。

安心できるのを待ってあげましょう

ワンちゃんも気になったことが問題がないと判断すれば、また同じように見つめてくれるでしょう。

叱られた時

犬は、叱られたときにも目をそらします。

特になぜ叱られたのかを分かっていて反省をしているときに目をそらします。

そんなときの犬の表情は、なんとも悲しそうな顔をしていることが多く見えます。

叱るのは短い時間で済ませましょう

やむを得ず叱るときは、短い時間で済ませるようにしましょう。

反省をしているのに長い時間叱ってしまうと、信頼関係を失ってしまう原因にもなってしまいます。

また、飼い主さんの怒っている顔が怖くて見れないということもありますので、叱った後はいつまでも怖い顔をしないようにしましょう。

目を合わせる理由とは?

人間にとって目を合わせることは、自然な行動ですが、犬にとっては様々な意味を含んでいるとされています。

愛情を伝えたい・信頼されている

飼い主さんなど信頼している人に対してアイコンタクトをとり、じっと目を合わせることがあります。

これは目を見つめ穏やかな表情で、飼い主さんに「大好き!」という気持ちを伝えています。

愛犬からの愛情がたっぷり感じられるアイコンタクトです。

お願いや要求している

犬は飼い主さんの動きをよく観察しています。

例えば何かお願いがある時などに飼い主さんの目を見つめることがあります。

特に尻尾を振り、息が荒く少し興奮気味に目を合わせてくる場合は、何か要求がある可能性が高いです。

「お腹空いたよー!」「散歩に行きたいよー!」という要求に飼い主さんに気づいてほしくて見つめてくるのです。

要求を通すために吠えてしまうのは困りますが、飼い主さんを見つめてじっと待てるのはとてもお利口ですね。

緊張している・敵意を持っている

犬は相手に敵意を感じた時にもじっと目を合わせます。

人間でいうと睨む行為に近いでしょう。

この場合の犬はとても緊張しており、険しい表情で歯はむき出しになっており、唸り声をあげたり、吠えることもあります。

他の犬や来客に対してこのような行為がみられる場合は、適切なしつけをするようにしましょう。

また、飼い主さんに対してもこのような状態になる犬は感情をコントロールできていない可能性があるため注意が必要です。

警戒している

犬が敵意を向けていないのに相手の目をじっと見つめ続ける場合は、警戒している可能性も考えられます。

犬は見つめられると怯えてしまうことがあるので、飼い主さんも見つめる時は気をつけましょう。

犬とアイコンタクトをとる必要はあるの?

犬とのアイコンタクトは、しつけをしていく上で必ず必要です。

犬のしつけは、飼い主さんに名前を呼ばれ、飼い主さんの方を注目し、出された指示に従うという流れで行いますが、アイコンタクトが出来ないと指示に従う体勢そのものが取れていないことになります。

その為、しつけをしていく土台としてアイコンタクトが必要となるのです。

犬と目を合わせない方が良い場合とは?

愛犬と目が合うとなんだかとっても嬉しい気持ちになりますが、実はしつけの観点から飼い主から目を合わせない方がいいパターンもあります。

甘噛みをする・飛びつく

飼い主さんの手やスボンの裾に飛びついて噛んだり、じゃれたりするのは、犬からすると遊んでいる感覚ですが、目を合わせたりかまってしまうと、遊んでもらえると勘違いしてしまいますので、無視をして犬を落ち着かせてから、遊んであげるようにしましょう。

要求吠えをする

サークルやケージから出してほしい時やごはんやおやつが欲しい時など、ワンちゃんが何かしてほしい時に吠えることを要求吠えと言います。

要求吠えは愛犬が飼い主さんとの主従関係やしつけができてない場合に多く見られる行動です。

この場合、吠えても何も起こらないことを理解させる必要があり、吠えている時に目を合わせてしまうとどんどん吠える声がエスカレートしてしまいます。

犬が落ち着き、おとなしくなるまで目を合わせないようにし、静かになったら褒めてあげましょう。

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飼い主さんの食事中

飼い主さんが食事している時、犬が人間の食べているものをねだり、こちらを見つめて催促をしてくることがあります。

見つめられると可愛いのでついつい与えてしまいそうになりますが、食事中は犬と目を合わせてはいけません。

人が食べているものを与えてしまうと、毎回もらえると思い要求してくるようになってしまうので、極力与えないようにしましょう。

愛犬としっかりアイコンタクトをとるための4つのステップ

正しいアイコンタクトを覚えさせる方法を紹介します。

《Step1》名前をきちんと覚えさせる

アイコンタクトを完璧にしつけるには、まずは愛犬に自分の名前をきちんと認識させる事が重要です。

飼い主さんの間で様々な呼び方やあだ名で呼んでしまうと、犬は自分の名前をなんとなくしか認識せずに、呼ばれても反応する時としない時が出てきてしまいます。

呼び方は飼い主さんの間で統一し、何か行動やしつけをする度に決まった名前を呼んで覚えさせるようにしましょう。

《Step2》ご褒美を与えアイコンタクトを覚えさせる

名前をしっかり認識することが出来たら、次のステップに行きましょう。

犬が飼い主さんを全く気にしていない状況で、突然名前を呼んでみます。

すぐにこちらを向いて、視線も動きも制止することが出来たら、すぐに褒めてご褒美としておやつを与えます。

こちらを向いたものの、キョロキョロ・ソワソワしてしまった場合には、褒めるだけでご褒美は与えてはいけません。

また名前を呼んでこちらを向いて視線や動きを制止することが出来たらまたおやつを与えます。

これを何度か繰り返していくと、犬は飼い主さんの方を向いてじっとしているとご褒美が貰えることを学習します。

ご褒美のおやつを与え徐々に上手くできるようになってきたら、おやつを与える回数を徐々に減らし2回に1回おやつを与えたり、3回に1回おやつを与えたりするようにして、回数を徐々に減らしていくようにします。

これを繰り返すことでアイコンタクトが身に付き、ご褒美を与えなくてもこちらを向いて制止できるようになります。

《Step3》あえて気をそらしてから呼びかける

おやつがなくても呼びかけに反応できるようになってきたら、次にあえてお気に入りのおもちゃなどで犬の気をそちらに向けます。

犬がそちらに気を取られている状態を作ってから名前を呼び、こちらに注目をさせるようにします。

名前を呼ばれたことに気が付いてこちらに注目することが出来たら、すぐによく褒めてあげるようにしましょう。

《Step4》様々な場所で練習をする

ここまでできるようになったら、最後のステップとしては散歩中やおもちゃで思いっきり遊んでいる時など、どんな状況下でもきちんと反応できるか試しましょう。

最終的にご褒美がなくてもどんな環境下でも注目することが出来るようになったらアイコンタクトのしつけは完成です。

まとめ

今回は犬が目を合わせない時の気持ちや逆に目を合わせてくる理由などについてご紹介しました。

犬が目をそらすことは、叱られたときや都合が悪いときだけではなく嬉しいときにもする愛情表現でもあります。

目をそらす理由を知ることで、より愛犬の気持ちが分かるようになります。

愛犬の気持ちを理解し信頼関係を深めていきましょう。