愛犬に伏せをしっかりマスターさせよう!重要性と教え方のコツ☆

ワンちゃんの基本的なしつけといえば、『お座り』『伏せ』『待て』があります。『伏せ』は『お座り』に対してワンちゃんのお尻だけでなくお腹までも地面に付ける格好になるため、よりリラックスできます。つまり、『伏せ』の姿勢がとれることで、『お座り』よりもリラックスでき、より長くその場所にいさせることができるようになります。ワンちゃんの基本姿勢である『伏せ』をマスターして長時間その場に留まれるよう訓練し、一緒にカフェに出かけましょう!

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『伏せ』の重要性

ワンちゃんに『伏せ』を学習させる重要な理由の一つは、ワンちゃんの動きを止めてその場にいさせることができるからです。
お座り』もワンちゃんのお尻を地面に付けさせることで、その場に留まらせることができます。『お座り』はお尻を地面に付けさせますが、『伏せ』ではお尻だけでなくお腹も地面につけるので、より落ち着いた姿勢をとらせることができ、より長時間その場に留まらせることができます。
また、『お座り』より『伏せ』のほうが、動きだすまでに動作が必要なため、より突発的な動きを抑制することができます。
また、『待て』をさせる場合も、『お座り』よりも『伏せ』の方がリラックスできるため、ワンちゃんにとってもメリットが大きい姿勢でもあります。

『伏せ』のしつけ方

ワンちゃんに新しいしつけを学習させる場合、まずは周りの環境を整えることから始めましょう。ワンちゃんが集中して練習できるように、おもちゃ等気が散る物はすべて片付けます。視界をさえぎるような物もできるだけ取り除き、開放的な空間を作ることが大切です。

『伏せ』の姿勢を教える

『伏せ』を教えるにはまず『お座り』の姿勢から始めましょう。
『お座り』をしたワンちゃんの鼻先におやつを持った手を近づけ、匂いをかがせます。

おやつを認識させたらおやつを持った手を鼻先からそのまま下へとまっすぐ、床につくまで移動させます。

ワンちゃんがおやつを持った手を追って下を向いたら、今度は床に沿ってワンちゃんの前方へと手を移動させます。
ワンちゃんがおやつを追って姿勢を低くし、肘とおなかを床につけて『伏せ』の姿勢になったタイミングですぐに「良い子!!」と誉め、手に持ったおやつを与えます。

『伏せ』の言葉を覚えさせる

『伏せ』の姿勢を覚えたら、今度は『お座り』の姿勢の状態で、おやつを持った手を鼻先に近づけ、『伏せ』と言いながらおやつを持った手をワンちゃんの鼻先から動かして『伏せ』の姿勢へと誘導します(先述した『伏せ』の姿勢を教えた時と同様)。ワンちゃんが『伏せ』の姿勢になったら、タイミングよくご褒美を与えることを繰り返します。

『伏せ』の言葉だけでできるように練習

上記の手順を繰り返すことで、徐々に『伏せ』の掛け声だけで『伏せ』ができるようになっていきます。そしたらおやつを持たずに『伏せ』と声をかけてみましょう。
『伏せ』の掛け声だけで『伏せ』ができたら“すぐに”ご褒美をあげましょう。ご褒美はタイミングが重要です。『伏せ』が上手くできたら、待たせることなく即座におやつを与えられるように、ご褒美は必ず手元に用意してから練習しましょう。

どんな状況でも『伏せ』ができるように

掛け声のみで『伏せ』ができるようになったら、おやつを持っていなくても『伏せ』ができるよう、色々なシチュエーションで『伏せ』を練習しましょう。例えば、お散歩で外に出た時に練習してみるのもいいでしょう。ただし、家の外で『伏せ』の練習をするときには、安全のためリードを装着したままで練習しましょう。
また『伏せ』に慣れてきたら、『お座り』の状態にしてから『伏せ』をするのではなく、立った状態から直接『伏せ』ができるように練習しましょう。

『伏せ』でリラックスできるように

様々な状況で『伏せ』ができるようになったら、『伏せ』をしてからリラックスしたタイミングで優しく褒めてあげましょう。「おやつが欲しい!」と興奮している時ではなく、あくまで力が抜けている瞬間にご褒美をあげることがポイントです。動きそうなら「待て」の声掛けをしてもOKです。

『伏せ』を覚えさせるコツ

ワンちゃんによっては、『伏せ』が苦手な子もいます。苦手な子でも習得しやすいコツをお伝えします。

『伏せ』の練習はワンちゃんがまったりしている時に

『伏せ』の練習は、『伏せ』をした状態で落ち着けるようになるための練習ですので、ワンちゃんが「遊びたい!モード」という時には練習に向いていません。お散歩や遊びで満足していて、ほどよく疲れている「まったりモード」の時に練習するのが良いでしょう。

ワンちゃんを『伏せ』の姿勢に誘導する時はゆっくりと手を動かそう

伏せ』を教える上で大事なことは、ワンちゃんが自ら『伏せ』の姿勢になるように、おやつを持った手をゆっくり移動させることです。手を素早く動かしてしまうと、ワンちゃんがついていけなかったり、『伏せ』の姿勢にならなかったりします。
ワンちゃんがおやつを追いかけて姿勢を変えるペースをよく見ながら、手を動かす速さを調節しましょう。

無理矢理『伏せ』の姿勢をとらせてはダメ

上手く『伏せ』の姿勢ができないからと言って、ワンちゃん身体を押さえて無理矢理姿勢を変えようとする教え方は絶対にやめましょう。ますますワンちゃんは『伏せ』の練習が上手くいかなくなります。
なかなか上手くいかない時には飼い主さんが体育座りをして、その足の下をトンネルのようにくぐらせるようにおやつを持った手で誘導してみましょう。足の高さをだんだん低くして、ワンちゃんがかがまないと前進できないようにする中で、『伏せ』の姿勢になっていきます。

ワンちゃんが偶然『伏せ』の姿勢を取ったら褒めてあげよう

『伏せ』の練習以外の時間でたまたまワンちゃんが『伏せ』をした時には「上手」「えらいね」などと褒めてあげましょう。ワンちゃんは『伏せ』の姿勢をするといい事が起きると思い、自ら『伏せ』の姿勢をとることが増えていきま。

『伏せ』の掛け声に加えてジェスチャーも出そう

ワンちゃんは耳での合図に加えて目で見た合図でも物を理解しようとします。『伏せ』の掛け声と共にジェスチャーも添えることで手の合図だけでも『伏せ』ができるようになっていきます。

まとめ

『伏せ』は日頃からよく使う基本的なしつけです。ワンちゃんにとっても長めの待機の際に楽な姿勢なので、ぜひ覚えさせたい動作です。
ワンちゃんの習性やしつけの正しい方法を把握していれば、犬種や年齢を問わずほとんどのワンちゃんに『伏せ』を覚えさせることができます。基本的なしつけである『伏せ』をマスターして、愛犬との生活やお出かけの際に役立てましょう。

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