安心・安全なドッグフードの選び方とは?危険な原材料と安全なフードの見分け方を解説☆

こんにちは。

ポメラニアンのモコ(@mocochi1011)です。

愛犬のドッグフードを選ぶ際、皆さんは何を基準に選んでいますか?

「価格」や「食い付き」など色々あると思います。

しかし、未だに劣悪なドッグフードが多く流通している現状があります。

そこで今回は安心・安全なドッグフードの見分け方ドッグフード選びに重要なポイントをご紹介します。

目次

安心・安全なドッグフードの選び方

安心・安全なドッグフード選びにおいては以下の3つの条件に当てはまるものを選ぶと良いでしょう。

  1. バランスのとれた栄養成分になっている
  2. 危険な合成添加物不使用で無添加のもの
  3. ヒューマングレードの原材料をメインに使用している

上記の条件に当てはまる市販のドッグフードは、愛犬の健康を1番に考えて作られた安全で良質なドッグフードだと言えます。

下記の市販のドッグフードはその条件を満たすものと言えます。

ドッグフードに含まれる危険な原材料とは?

パッケージ表記されている原材料名を見ても、難しい言葉やカタカナばかり並んでいて、結局何が入っているのかきちんと理解してない方も多いと思います。

しかし、よくよくチェックしてみると本来犬が口にすべきではないような危険な素材が含まれていることがあります。

その中でも特に注意したい代表的なものをご紹介します。

  1. 肉類
  2. 穀類
  3. 動物性油脂
  4. 食物繊維
  5. 着色料
  6. 酸化防止剤
  7. 甘味料
  8. その他の添加物

これらの原材料の中には内臓への負担発癌性など、犬の健康に危険を及ぼすリスクの高いものが使われている可能性があり、注意が必要です。

肉類

ドッグフードに不可欠であるタンパク質をとるのにお肉は欠かせませんが、お肉にも危険な原材料が含まれている可能性があります。

以下のような表示のあるドッグフードは、注意しましょう。

  1. 肉副産物
  2. ミール
  3. 家禽ミール
  4. 4Dミート

上記のお肉に含まれる可能性があるのが、『4Dミート』と呼ばれる人間が食べられない基準以下のお肉のことです。

これらの肉類は、あまり品質の良くない肉を使用している可能性があり、激安のドッグフードなどによく配合されています。

注意すべき理由

注意したい理由を以下で解説します

《肉副産物》

肉副産物とは一般的に鶏や豚などからお肉の部分を採取した後の残り物のことで、皮・内臓(ヒトが食べられない部位)・骨・脂肪・頭などのことを言います。

人間の食用肉の部位を採取した後、残りのいらない部分をペットフードの製造用にまわされることが多いのです。

人間が食べられない捨てる部位の再利用なので、材料の原価は安くコスト削減になり、また肉以外の部位が沢山入っているので、フードのかさ増しにもなります。

激安フードにはよく使用されている原材料ですので、原材料の品質にこだわる方は避けた方が良い食材です

《ミール》

ミールとは、肉副産物やクズ肉などをごちゃまぜにして粉状にした物のことを言います。

ミールとは挽くという意味で原料から水分を除いた粉末のことを言い、ミールという表記だけで危険だと断言することはできません。

しかし原材料の欄に「ミール」と書かれている場合は、家畜のどの様な部位が入っていのるか分からないので注意が必要です。

また中には稀に「人間用食材」として認定を受けた動物から作られた高品質なミールも存在するので、どちらか知りたい場合には直接メーカーに問い合わせる必要があります。

《家禽ミール》

家禽ミールとは鶏肉の種類を問わず家禽類を混ぜて粉状にした肉類製品のことです。

鳥類の種類によってアレルギーが出る犬もいるので注意が必要です。

「家禽」に含まれる鳥類は日本の場合、その肉・卵・羽毛を利用するために飼育される鳥類の総称となっています。

国産のペットフードでは、これらの家禽の人間の食用に使用できない部分などを使用しています。

また外国の場合は家禽の定義に関する法律が違うので、どんな鳥類が使用されているのかわかりません。

その為、外国産のドッグフードで家禽ミールの記載がある場合はさらなる注意が必要です。

《4Dミート》

『4Dミート』とは、以下のような状態にある家畜の肉のことです。

  1. dead(死亡している)
  2. dying(死にかけている)
  3. disabled(障害のある)
  4. diseased(病気のある)

『4Dミート』はかなり品質の悪い肉類で、これらは人間が食べる事ができないので動物用飼料として利用されることの多い肉類です。

『4Dミート』と呼ばれる品質の肉類は、「ミール」にして販売・流通されているといわれています。

一部では『4Dミート』は都市伝説であり、実際には使用されていないという話もありますが、実際にアメリカでは現在もこれらの肉が使用されており、米国食品医薬品局(FDA)は与えた動物にも、その動物を扱う人間にも危険であると警告を出しています。

またアメリカでも調理をしていない生の『4Dミート』を出荷することは法律に準拠しておらず規制の対象になりますが、使用している肉類が『4Dミート』であるとの記載は一切されません。

実際にはペット用の肉類加工製品はこれらの肉が使用されている可能性も大いにあり、まだまだ品質の悪い肉の流通はなくなっていないのが現状のようです。

穀類

穀類と言うと、大豆やおからなど健康的なイメージもあるかもしれませんが、危険な原材料が含まれている可能性もあります。

以下のような表示のあるドッグフードは、注意しましょう。

  1. でんぷん類
  2. 加工でんぷん
  3. ○○グルテン
    (コーングルテンなど)
  4. ○○粉
    (とうもろし粉・小麦粉など)
  5. ○○ミール
    (大豆ミールなど)

注意すべき理由

穀類の表示で注意したいのは、○○グルテンや、○○粉、○○ミールといった、穀物を加工する際に出た、油脂分や有用成分を絞り取った栄養価の無い最後の残りカスです。

中には、鼓腸症などの病気にかかるリスクが高いことから、家畜の飼料としての使用が禁止されている物まで含まれています。

これらは栄養価が全くないにも関わらず、フードのカサ増しのために使用されているため、避けた方が良いでしょう。

穀物類はトウモロコシやトウモロコシの加工製品、小麦粉などに特に注意です。

大型犬は大豆製品にも注意をする必要もあります。

《トウモロコシやトウモロコシ加工商品》

犬は猫と違い雑食動物なので穀物類も消化することが出来ますが、トウモロコシは穀物の中でも特に消化し辛いものです。

トウモロコシの外皮に含まれる「セルロース」という食物繊維の成分は、雑食動物の消化液では消化出来ずそのまま便として排出されます。

栄養素としても利用しにくい食材ですし、安価のためフードのかさ増しに良く添加される食材なので、入っていない方が良い食材と言えます。

《コーングルテンミール・コーンスターチ》

コーングルテンミールやコーンスターチもトウモロコシ由来の食材で、かさ増しに使用されることの多い食材です。

特に激安フードなどにはこれらの穀物類が多量に入っている事が多いです。

かさ増し食材が入っていると肉類の栄養素が少なくなり、それを補うために栄養が添加される場合もあります。

ちゃんと食材から栄養を摂取できるドッグフードが好ましいです。

《小麦・小麦粉》

小麦や小麦粉は、近年アレルギーの発症が多い成分なので入っていない方が安心な原材料です。

小麦はドッグフードの「肉類のつなぎ」として使用されることが多くなり、アレルギーを発症する犬が増えました。

今現在アレルギーが無い子でも小麦製品が入っているフードを与えている場合、今後発症する可能性もあります。

アレルギーを発症してしまうと、今後おやつのクッキーなど小麦製品を一切あげられなくなってしまうので、小麦が入っているドッグフード毎日与えることは控えるようにしましょう。

《グレインフリー》

『グレインフリー』とは「穀物類を一切使用していない」という意味で、近年は『グレインフリー』のドッグフードも増えてきています。

穀物アレルギーの子でも与えることができますし、穀物を添加していない分肉類の含有量が多くなっています。

『グレインフリー』のドッグフードを与えることで毛艶が良くなったり便の状態が良くなったりしたという飼い主さんの声も多いです。

ただし穀物でかさ増ししていない為、やや値段が高くなってしまう傾向があり、また栄養満点のため給餌量に注意しないと太ってしまうという子もいるようです。

《大型犬は大豆製品にも注意》

近年、大豆製品の含有が多いドッグフードも多くなってきています。

大豆は犬がアレルギーを起こしやすい食材です。

「胃捻転・胃拡張症候群」になりやすい大型犬は、特に注意が必要です。

大豆製品は体内でガスを産生しやすく、更にこれらを与えた際に胃の中で一気に水分を含み膨らんで「胃拡張・胃捻転症候群」へと繋がってしまう危険性があるのです。

「胃捻転・胃拡張症候群」を発症した場合は死につながってしまう危険性もありますので、大豆製品が入っているドッグフードは水でふやかしてからゆっくり食べるように与えるか、与えるのを避けるようにしましょう。

動物性油脂

動物性油脂とは、どの動物の油脂か特定できない脂肪のことです。

肉の匂いを付けたオイルでフードをコーティングすることにより、食いつきを良くするために利用されることが多いです。

注意すべき理由

動物性油脂の中には何かはっきりと分からない粗悪な油脂や脂肪が使用されてる場合があり、動物性油脂自体にも酸化防止剤や化学物質が使われている事があります。

フードの表面を覆っている動物性油脂は、酸化しやすいため皮膚病やアレルギーなどを引き起こすリスクがあります。

《動物性油脂》

動物性油脂とは家畜の食用にならない部分を加工して採取した油脂のことです。

油脂類の表記には注意が必要です。

油脂は必須の栄養素であり多くのドッグフードに記載されている成分ですが、「動物性油脂」「獣脂」「鶏脂」「牛脂」「魚油」「家禽油脂」など様々な記載がされている場合があります。

この中で安全なのは「鶏脂」「牛脂」「魚油」などきちんと油脂の原料である動物の種類が記載されているもののみです。

動物性油脂の原材料は肉の脂肪部分の他、骨や内臓などから採取しています。(油以外は肉副産物となります)

どんな動物のどんな部位から取られたものかわからないものを、愛犬に与えるのは不安ですよね。

動物性油脂はドッグフードに入っていない方が良い食材となります。

《良い油脂類》

良い油脂は「鶏脂」「牛脂」「魚油」など原材料の名前がきちんと記載されている製品です。

良い油脂でも「鶏脂」であれば鶏肉にアレルギーがある犬はアレルギーが出てしまうので、それぞれの肉にアレルギーがある子もアレルギー成分を避けるなければなりません。

「動物性油脂」ではなく個別に「鶏脂」と記載されている方が安心ですよね。

食物繊維

食物繊維と言うと整腸作用など健康的なイメージがあるかもしれませんが、危険な原材料が含まれている場合があります。

以下のような表示のあるドッグフードは、注意しましょう。

  1. ビートパルプ
  2. 食物繊維
  3. セルロース

注意すべき理由

食物繊維の表示で注意したいのは、ビートパルプや食物繊維、セルロースといった、野菜のてんさいを加工する際にでた残りカスです

これらは栄養価が全くないにも関わらずフードのカサ増しのために使用されますが、その際残留農薬がついているものもあります。

《ビートパルプ》

ビートパルプとは、サトウダイコンを加工し残ったカスのことです。

不溶性繊維のため腸に負担がかかってしまうリスクがあります。

甘みの添加やフードのかさ増しに利用されますが、便を固めてしまう性質があります。

《食物繊維・セルロース》

食物繊維やセルロースは野菜のてんさいを加工し、残ったカスや落花生の殻などのことです。

不溶性繊維のため腸に負担がかかってしまうリスクがあります。

着色料

着色料はドッグフードを色鮮やかに見せるために使用されますが、危険な原材料が使用されている可能性があります。

以下のような表示のあるドッグフードは、注意しましょう。

  1. 赤色2号、3号、4号、40号、102号、105号
  2. 青色1号、2号、102号
  3. 黄色6号
  4. 亜硝酸ナトリウム(亜硝酸塩・亜硝酸ソーダ)
 

注意すべき理由

着色料の表示で注意したいのは、発癌性遺伝毒性神経麻痺などのリスクです。

飼い主さんがフードを見た時に、色鮮やかに美味しそうに見せるために着色料は使用されますが、犬にとってフードの色は全く関係ありません

化学添加物としては、着色料・保存料・栄養素の添加の表記に注意が必要です。

《着色料》

激安のフードなどで特に使用しているのが多いのが「合成着色料」です。

代表的な合成着色料としては

  • 赤色2号、3号、4号、40号、102号、105号
  • 青色1号、2号、102号
  • 黄色6号

などがあります。

合成着色料は石油を原料にした合成着色料で、遺伝毒性、染色体異常が認められ、アメリカではすでに発癌物質として使用が禁止されているものもあります。

合成着色料を使うのは、安い原材料を使用しているとドッグフードの色がくすんでしまい、飼い主さんに美味しそうに見えないため、着色料を添加するのです。

しかし、動物は色で美味しい・美味しくないを判断することはしないので、本来色付けは全く不要です。

犬にとっては全く必要のない添加物ですし、入っている場合は、安い原材料を使用しているという指標にもなります。

着色料が入っているフードは購入を控えた方が良いでしょう。

先述の通り、合成着色料の中には、発癌性があるとされている着色料もあります。

赤色40号や赤色102号がその例です。

食品で摂取する程度の少量であれば危険性はないとされ、含有量は法律で規制されていますが、少しでも発癌の可能性があるとされる製品は愛犬に与えたくないと感じる方が多いと思います。

そして、実は「天然」と表記されている天然着色料にも注意が必要です。

「セイヨウアカネ」から採取されたアカネ色素は、元々天然着色料として食品添加物に使用されていましたが、発癌性の疑いがあるとして食品添加物としての使用が禁止されました。

このように安全と思われていた着色料でも、後に発癌性が疑われるという例もあります。

さらに、着色料でもアレルギーが出てしまう犬もいるので注意しましょう。

「コチニール」という赤色の着色料は、虫から採取した着色料ですが生体から採取した着色料なので、まれにこの着色料でアレルギーがでてしまう犬もいます。

さまざまな理由から着色料は不使用の製品が安心と言えるでしょう。

《発色剤》

発色剤で気をつけたいのは食肉の赤みを保つ亜硝酸ナトリウムの発色剤です。

人間も沢山摂取すると吐き気、嘔吐、下痢、チアノーゼ、血球の崩壊、中枢神経麻痺など致命的な中毒を起こすと言われ、発癌性アレルギー疾患も確認されています。

酸化防止剤

酸化防止剤は、酸化やカビを防ぎ日持ちさせるために使用されますが、危険な原材料が使用されている可能性があります。

以下のような表示のあるドッグフードは、注意しましょう。

  1. エトキシキン
  2. BHA
  3. BHT

注意すべき理由

酸化防止剤では強い発癌性なども確認されており、限定的な使用しか認められていない大変危険な添加物です。

以下のような表示のあるものは避けるようにしましょう

《エトキシキン》

エトキシキンは非常に強い抗酸化作用を持つ酸化防止剤です。

日本では使用が認められたことがなく、ベトナム戦争でアメリカ軍が使用した枯葉剤にも使用されていました。

皮膚炎などのアレルギー反応や発癌性も確認されています。

《BHA》

BHAは「ブチルヒドロキシアニソール」とも呼ばれ、従来はガソリン用の酸化防止剤です。

非常に強い抗酸化作用を持ち、膀胱癌や甲状腺癌を引き起こす発癌物質が確認されています。

《BHT》

BHTは「ジブチルヒドロキシトルエン」とも呼ばれ、従来は石油用の酸化防止剤です。

BHAと同様、非常に強い抗酸化作用を持ち、発癌物質が確認されている。

甘味料

ドッグフードの食いつきを良くするために使用される甘味料ですが、危険な原材料が使用されている可能性もあります。

以下のような表示のあるドッグフードは、注意しましょう。

  1. キシリトール
  2. ソルビトール
  3. グリシリジン・アンモニエート
  4. コーンシロップ
  5. ビートパルプ

注意すべき理由

甘味料の表示で注意したいのは内臓への負担です。

はちみつなどの天然の甘味料なら問題ありませんが、人間にも悪影響のある人工甘味料は犬にも毒性が高いことは言うまでもありません。

このような表示のあるものは避けましょう。

《キシリトール》

キシリトールはキシロースから合成される糖アルコールの一種です。

少量であっても血糖値が低下し、嘔吐や歩行困難・腎不全などの危険性があります。

《ソルビトール》

ソルビトールはブドウ糖から合成される糖アルコールの一種です。

ダイエット甘味料として知られていますが、大量摂取によって人間が亡くなったケースもあるので注意が必要です。 

《グリシリジン・アンモニエート》

グリシリジン・アンモニエートは安全性が不明瞭のため人間への使用が認められていない甘味料です。

安全性が不明瞭なものは愛犬に与えたくないですよね。

《コーンシロップ》

コーンシロップはとうもろこしを原料に作られた異性化液糖とも呼ばれる甘味料です。

膵臓や副腎に悪影響を与え、糖尿病を引き起こす恐れがあります。

《ビートパルプ》

ビートパルプは先述の通りサトウダイコンを加工し、残ったカスです。

甘みの添加やかさ増しに使われ、不溶性繊維のため腸に負担がかかり、便を固める性質があります。

その他の合成添加物

上記の他にも、保存料保湿剤酸化防止剤などとして使用される合成添加物ですが、実は危険な原材料が使用されている可能性もあります。

以下のような表示のあるドッグフードは注意しましょう。

  1. ソルビン酸カリウム
  2. プロピレングリコール
 

注意すべき理由

合成添加物の表示で注意したいのは、内臓への負担発癌性です。

このような表示のあるものは注意しましょう。

《保存料》

保存料はドッグフードの鮮度を保つために添加されるものです。

食品の腐敗や劣化を抑える効果がある添加物ですが、人間用の食材でも近年は使用が控えられています。

保存料は、実はいくつかの種類に分類されています。

  使用用途 主な品名
指定添加物・保存料 対象食品および使用量基準が設けられている。 安息香酸類・ソルビン酸カリウム・プロピレングリコールなど
既存添加物・保存料 指定添加物のような使用基準は設定されていないが、①含有量が相当高い ②保存性が化学的に立証されている ③製品の細菌の繁殖を阻止できる濃度が合成保存料に匹敵するもの などは保存料として表記される。 ポリリジン・プロタミンなど
日持ち向上剤 短期間(数日間内)の腐敗,変敗を抑える目的で使用する。表示は物質名の表示のみで使用。 有機酸類・グリシン・チアミン・ラウリル硫酸塩・リゾチーム等・各種抽出物(ニンニク、ローズマリー、孟宗竹、ワサビなど)

この中では指定添加物と既存保存料ができるだけ入っていない方が良い保存料です。

無添加フードなどと表示されているものでも、日持ち向上剤に分類される『ローズマリー抽出物』などが配合されているのをよく見ます。

とはいえ、全く保存料が入っていないのも少し不安ではあります。

保存料が入っていないとフードの劣化が早く、すぐにカビなどが生えてしまう可能性があるからです。

保存料や日持ち向上剤が入っていないものが一番ですが、その場合はきちんとしたフードの保管が必要です。

《ソルビン酸カリウム》

ソルビン酸カリウムは半生タイプの保湿剤や防腐剤として使用されます。

アレルギー反応や腸閉塞を引き起こす恐れがあるので注意が必要です。

《プロピレングリコール》

プロピレングリコールはカビや細菌の繁殖を防ぐ働き、保存料として使用されます。

亜硝酸ナトリウムと反応し発癌性物質を発生させてしまうリスクがあります。

ドッグフードに含まれる危険な原材料リスト一覧

ドッグフードに含まれる危険な原材料のまとめは以下になります。

中には、絶対に食べさせるべきでないものから、少量なら大した問題ではないものまでありますが、ここで紹介したものは全てできるだけ入っていないに越したことはないものです。

ちなみにこれらの材料は、ドッグフードだけではなく、おやつにも使われていることも多いので、注意して見るようにしましょう。

全て含まれない安全なフードもあるため、こだわっ討しましょう。

肉類 肉副産物
ミール
ミートミール・肉粉
○○エキス
穀類 でんぷん類
加工でんぷん
○○グルテン
○○粉
○○ミール
動物性油脂 動物性油脂
食物繊維 ビートパルプ
食物繊維
セルロース
着色料

赤色2号、3号、4号、40号、102号、105号
青色1号、2号、102号
黄色6号
亜硝酸ナトリウム(亜硝酸塩・亜硝酸ソーダ)

酸化防止剤 エトキシキン
BHA
BHT
甘味料 キシリトール
ソルビトール
グリシリジン・アンモニエート
コーンシロップ
ビートパルプ
その他の合成添加物 ソルビン酸カリウム
プロピレングリコール

安心・安全なドッグフードに共通する条件

ここまで色々と危険な原材料について解説していきましたが、1つ1つのドッグフード原材料を全てチェックして、危険な原材料の入っていないドッグフードを見つけるのはなかなか大変だと思います。

危険な原材料が入っていないドッグフードを確認する簡単な条件があります。

以下の条件に当てはまるドッグフードであれば、ここまででご紹介した危険な原材料が含まれていない、安全なドッグフードであると言えます。

  1. 危険な合成添加物が使用されていない無添加なもの
  2. ヒューマングレードの原材料をメインに使用
  3. バランスがとれた栄養成分
 

基本的に、上記の3つの条件全てに当てはまれば、安全なドッグフードであると言えます。

3つの条件がなぜ安全かを解説します。

危険な合成添加物が使用されていない無添加なもの 人工添加物が全く使用されていない。
ヒューマングレードの原材料をメインに使用 人間の食品基準を満たし、人間の食べ物と同じグレードの原材料をメインに作られている。
バランスがとれた栄養成分 カロリー・タンパク質量・脂質・繊維が正しいバランスで含まれている。

【無添加のフードに含まれないもの】

  • 危険な着色料
  • 危険な酸化防止剤
  • 危険な甘味料
  • 危険な添加物

【ヒューマングレードの原材料を使用したフードに含まれないもの】

  • 危険な肉類
  • 危険な穀類
  • 動物性油脂
  • 危険な食物繊維

安心・安全な市販のドッグフード

以上を踏まえた上で、3つの条件が当てはまり危険な原材料が含まない、安心・安全な市販のドッグフードとは、どのようなものがあるのでしょうか?

これらのドッグフードは、犬の健康のことを考えて作られているので安心して与えることができます。

詳しくみていきましょう。

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まとめ

愛犬の健康において最も大切なのがメインの食事であるドッグフードです。

どのようなドッグフードを選ぶのかを決められるのは飼い主さんだけです。

危険なものが含まれていないかしっかり見極めて、愛犬にぴったりの安全で良質なドッグフードを選んであげるようにしましょう。