愛犬に手作りご飯を作るのは良くない?メリットやデメリット、注意点を解説☆

こんにちは。

ポメラニアンのモコ(@mocochi1011)です。

愛犬に安心安全なご飯を与えたいけど、手作りと市販のドッグフードとどちらの方が安心で健康的なのか迷っている飼い主さんも多いと思います。

また、手作りで作ってあげたいけどハードルが高いんじゃないかなと思っている飼い主さんも多いと思います。

今回はそんな飼い主さんのために犬の手作りご飯のメリット・デメリットや注意点を紹介していきたいと思います。

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目次

犬の手作りご飯はむしろ悪影響⁉︎

1万年以上前から犬と人間は共同生活をしていると言われていますが、その間、犬はほとんど人間と同じ食事を分け合っていたと言われています。

ところが、戦後ドッグフードが作られたことで、その便利さや手軽さにより一気に世界中で利用されるようになりました。

その結果、ドッグフードが広がれば広がるほど、「犬に手作りご飯を与えると健康に良くない」と言われてしまうようになってしまいました。

今では動物栄養学も学問として着実に進歩してきたことで、「手作りご飯によりしっかり栄養バランスを考えて摂取させることが重要だ」という考え方が広まりつつあり、手作りご飯を与える飼い主さんが徐々に増えてきています。

手作りご飯が健康に良くないと言われるようになってしまった理由をもう少し詳しく解説します。

犬に与えてはいけない食材がご飯に混ざる恐れ

先述の通り、戦後ドッグフードが販売されるまでは、一般家庭では犬には飼い主さんの残飯を与えることが一般的でした。

しかし、人間が食べる食材の中には犬にとって有害な物も多く存在します。

当時は人間にとっては問題なくとも犬に与えてしまうと有害である食材があるという知識も少なく、知らず知らずのうちに与えてしまっている人が多かったのです。

やがて、愛犬に有害な食材を与えず栄養の良いバランスの取れた食材で作られたドッグフードを推奨する意見が増えたことで、むしろ手作りご飯を与えるのは良くないという風潮が出てきました。

しかし、現代では犬の栄養学に関する知識を手軽に本やインターネットなどで得られるようになっており、きちんと犬にとって良い食材、悪い食材を理解した上で手作りご飯を用意すればむしろ愛犬にとって多くのメリットもあります。

 

↓犬が食べて良い食材・食べては危険な食材をまとめた記事もご参照ください↓

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栄養バランスが崩れてしまうリスク

人間と犬では食べて良い食材が違うのと同じように、犬にとって必要な栄養バランスと人間にとって必要な栄養バランスも異なっています。

ドッグフードを推奨する風潮は犬にとって栄養バランスの偏りがなく必要な栄養素が摂れるという理由もあったのです。

健康的に過ごす上で栄養バランスはとても重要な要素ですが、私たち人間と同じように毎日欠かさずバランスよく栄養素を摂るというよりも、例えば「1週間の中で」といったように一定期間の中でバランスが整った栄養を摂れていれば健康上の問題はありません。

その為、愛犬に手作りご飯を与える場合には「1週間の中で栄養バランスが整っているようにレシピや食材を調整する」という意識を持って取り組むと良いでしょう

犬の手作りご飯のメリット

犬の手作りご飯には具体的にどのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

好みやアレルギーに合わせることができる

犬によっては食に対する好き嫌いが強かったり、アレルギーを多く持っていたりする場合もある為、愛犬に合ったドッグフードを探すのに苦労することもあります。

手作りご飯であれば愛犬の好みやアレルギーに合わせて、食材やレシピを調節することができ、食いつきを良くする事も期待できます。

健康状態に合わせて調整できる

愛犬の調子に合わせて量や食べ物を調整できることも手作りご飯のメリットの1つです。

例えば、太ってしまい体重が気にしないといけない犬の場合にはカロリーを抑えたレシピにすることも可能です。

また、積極的に摂りたい栄養素があれば、その栄養素を意識した食材選びをしてご飯を作ることで、効率よく栄養素を摂取できドッグフードだけでは本来摂取できない栄養素も摂取することができます。

さらに子犬や高齢犬、病気にかかっている犬などの場合にも、体調や成長具合に合わせた食事を摂取するのが望ましいです。

 

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食事から水分を摂取できる

犬の体はおおよそ60~70%が水で構成されていますが、老犬になると自分で水を飲む量が減っってしまったり、保水力が落ちたりして脱水状態に陥りやすくなってしまいます。

手作りご飯には一般的に水分が多く含まれるため、食事の中で水分を摂取できることも手作りご飯を与えるメリットの1つです。

一方で市販のドライフードの場合はほとんど水分をとることができないため、普段水を飲む量が少ない犬には食事から水分をとることで脱水の予防にもつながります。

 

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安心な食材を使用できる

ごく一部の場合ではありますが、ドッグフードの中にも粗悪な材料や添加物が多く含まれたものもあり、飼い主さんも不安を感じることもあると思います。

その点手作りご飯の場合、人間が食べるものと同じものを自ら選べるため、安心して愛犬に与えることができます。

また、新鮮な状態で調理して食べさせることで、保存料や酸化防止剤などの添加物も必要なくなる為、、手作りドッグフードを食べることで毛並みや毛艶が良くなったというケースもあります。

さらに添加物を使用しない自然な素材にすることで、被毛だけでなく口臭や体臭、腸内環境などの改善にも繋がる期待も持てます。

 

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飼い主さんと同じ食材で作れるので経済的

犬の手作りご飯で使う食材は基本的にすべて人が食べることのできるものです。

愛犬の手作りご飯を作るのに、人間用の料理に使ったものと同じ食材をほとんどそのまま使うことができるので経済的だというメリットもあります。

愛犬に少し高めのフードを与えている場合には、半分手作りご飯をあげることで、ドッグフードの消費を減らすことができ、節約も可能になります。

犬の手作りご飯のデメリット

一方で、犬の手作りご飯には具体的にどのようなデメリットがあるのか見ていきましょう。

調理の時間や手間がかかる

ドッグフードをそのまま与えることと比較すると、一から犬用の手作りご飯の調理をするのは時間も手間もかかります。

ただし、飼い主さん用の料理と一緒に作ったり、作り置きをうまく活用したりすることで、一部負担も軽くすることができます。

また、基本的に犬の手作りご飯には人間用と違って味付けが必要ないため、人間用のご飯よりは手軽にできるものが多いです。

長期保存が難しい

一般的なドライフードは1年~2年と比較的長期で保存ができるものが多いのに対し、犬の手作りご飯は基本的にその日中か少なくとも翌日までには食べきらなければなりません。

また、調味料も使わないため、人間用のご飯より痛むのも早いです。

しかし、冷凍を活用すれば作り置きすることも可能です。

 

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栄養やカロリーの知識が必要

犬は自分では食べるものや量を決めることができないため、飼い主さんが栄養やカロリーの知識をしっかり持っておく必要があります。

手作りご飯を試したくてもなかなかチャレンジできない人の多くは、この栄養やカロリーの管理が難しいと感じている人が多いのではないでしょうか?

しかし、先述の通り1食で栄養やカロリーを完璧にする必要はなく、1週間単位などで全体を通して栄養バランスが整っていれば大きな問題はありません。

また、定期的に検診に行き、必要な栄養素をちゃんと摂取できているか、肥満気味になっていないか、痩せすぎになっていないかなどを確認してもらうのも良いでしょう。

 

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手作りご飯に比べた市販のドライフードのメリット

市販ののドライフードのメリットとしては、以下の2点があります。

作る手間がかからない

市販のドライフードの最大のメリットとしては作る手間がかからないことが挙げられるでしょう。

いちいち栄養を考えて作る手間がなく愛犬に与えることができるのは、忙しい飼い主さんにとっても助かりますよね。

長期保存が可能

市販のドライフードのメリットとして長期保存ができることも大きいと思います。

手作りご飯と違って乾燥しているので、水分量が少なく腐りにくいです。

しかし、乾燥させるだけでは長期保存は難しい為、多くのドライフードには「防腐剤」が使用されています。

お使いのドッグフードに使用されている添加物や原材料については、パケージの下部や側面にその詳細が必ず記載されているので、市販のドライフードを与えている方は、愛犬が食べているフードにどんな添加物が含まれているのか、一度確認することをお勧めします。

 

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手作りご飯に比べた市販のドライフードのデメリット

一方で市販のドライフードにはどのようなデメリットがあるのか見てみましょう。

不要な添加物が使用されているものがある

一般的にドライフードには添加物が使用されていることが多く、注意が必要です。

今では法律の基準が設けられ、その基準に準拠したもののみが市場に流通していますが、それでも添加物については気になる方も多いと思います。

例えば、ドライフードによく利用される添加物として「動物性油脂」があります。

「動物性油脂」とは、どの動物の油脂か特定できない脂肪のことで、食材の原型をとどめていないフードに対し、嗜好性の高い肉の匂いを付けたオイルでコーティングすることにより、食いつきを良くするために利用されることが多いです。

「動物性油脂」の中には元がはっきりと分からない粗悪な油脂や脂肪が使用されてる場合があり、また「動物性油脂」自体にも酸化防止剤や化学物質が使われている事があります。

フードの表面を覆っている「動物性油脂」は酸化しやすいため、皮膚病やアレルギーなどを引き起こすリスクがあります。

 

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原材料に不安があるものがある

ドッグフードメーカーもできる限りコストを削減して利益を大きくするよう努力しているため、そのコストカットのしわ寄せが「原材料」となってしまっている場合があります。

安いドッグフードは原材料にしっかり注意して購入しましょう。

犬の手作りご飯で使ってはいけない食材

愛犬の安全の為、手作りご飯を人間と同じ食材で作りたいと思うものですが、人間のご飯には入っているものの中には犬が食べてはいけない食材もあるので注意しましょう。

以下に犬の手作りご飯でついつい使ってしまいそうになってしまう、与えてはいけない食材の代表例を紹介します。

 

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キシリトール

人間用のガムなどにも含まれている「キシリトール」は犬が摂取してしまうと血糖値を急激に下げてしまい、運動失調や痙攣、肝機能障害に繋がり、最悪の場合死に至ることもあります。

歯磨き用のガムなど犬もガムを与える習慣は存在しますが、人間用の「キシリトール」が入ったものをうっかり与えてしまうことのないように注意が必要です。

チョコレート

人間がよく口にする食材の中で、犬が最も食べてはいけない食材の1つが「チョコレート」です。

犬は「チョコレート」のカカオに含まれている「テオブロミン」や「カフェイン」という成分に中毒性があり、大量に食べてしまうと下痢や嘔吐、痙攣、発熱、心不全などの症状が出る上に、最悪の場合死に至ることもあると言われています。

タマネギ・ネギ・ニラ

「タマネギ」などのネギ類の野菜も犬が苦手とする食材です。

ネギ類には犬の赤血球を壊してしまう「アリルプロピルジスルフィド」や「ジプロピルジスルフィド」という成分が含まれており、またネギ類に含まれる「有機チオ硫酸化合物」という成分を消化する酵素を犬は持っておらず、中毒になってしまいます。

犬が誤って口にした場合は、溶血性貧血や血尿、下痢・嘔吐などの中毒症状を引き起こし、最悪の場合死に至る恐れもあります

また、「タマネギ」や「長ネギ」の”エキス”にもその成分は含まれるので一緒に調理したものも危険です。

「タマネギ」や「ネギ」以外にも、「ニラ」や「らっきょう」など比較的食卓やキッチンに並びやすい食材もネギ類に含まれるため、犬と暮らす飼い主さんは注意が必要です。

ハンバーグなどを犬に作る際には必ず注意しましょう。

 

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じゃがいもの芽

「じゃがいもの芽」に含まれる「ソラニン」という成分は人間にとって毒であるのは有名ですが、犬も同じように摂取してはいけない食材です。

犬が「じゃがいもの芽」を食べてしまうと嘔吐や下痢などの症状が出てしまうので、じゃがいもを犬の手作りご飯に含める場合はしっかり芽を取るように注意しましょう。

カフェイン類

コーヒーや紅茶などに含まれるカフェインは、中枢神経を興奮させる作用があるため、接種してしまうと嘔吐や下痢、呼吸困難や痙攣などの中毒症状を発症することがあります。

最悪の場合は死に至ることもあるので、「コーヒー」はもちろん、「コーヒー豆」や「コーヒーパウダー」、「コーヒーを含む加工食品」も与えないようにしましょう。

アルコール

犬は人間とは異なり「アルコール(エタノール)」を分解する酵素を持っていません。

人間でもお酒を一切飲めない人がいるように、少しでも飲むと中毒症状を起こしてしまいます。

「アルコール」を手作りご飯に直接入れることは少ないと思いますが、調味料や出来合いのお惣菜には「アルコール」が含まれることがあり、手作りご飯を作る時に誤って混じってしまう場合があるので注意しましょう。

貝類

「貝類」の内臓の一部は犬にとって毒性の強い成分が含まれていると言われています。

貝ひもやホタテの柱など、内臓でない部分は火を通し、乾燥させることで食べさせることができますが、アワビやサザエ、カキ等の貝類はあげない方が良いでしょう。

犬の手作りご飯で気をつけるべき食材

犬の手作りご飯において、与えることはできるが量や扱い方に気をつけて与えるべき食材をご紹介します。

乳製品

人間でも乳製品でお腹をくだす人も多いですが、犬も「乳製品」に含まれる乳糖を分解することができず、下痢を引き起こす可能性があります。

逆にミルクが好きで、ミルクとセットでドライフードを与えると食いつきが良くなるという犬も多いので、与える際は少しづつ徐々に量を増やし様子を見ながら与えるようにしましょう。

ただし、カロリーも高いので、与えるのであれば犬専用の牛乳を与えるか、人用の牛乳を与える場合には、倍以上の水で薄めたものを大さじ1杯以内に抑えるようにしましょう。

ただし、牛乳アレルギーをもつ犬や乳糖不耐症の犬には「乳製品」は与えないようにしましょう。

魚の内臓

「魚の内臓」そのものは基本的に食べても大きな問題はありませんが、昨今の海洋汚染の影響により「魚の内臓」に残ってしまった有害物質が存在する可能性があります。

犬の手作りご飯として魚を与える場合には、「魚の内臓」をきちんと取り出してから与えるようにしましょう。

鶏の骨

鶏肉は市販のドッグフードでもよく利用される食材ですが、「骨」には注意が必要です。

犬が「骨」を食べてしまうと喉や消化器官などに刺さってしまうリスクがあり、危険なので与えないようにしましょう。

特に「鶏の骨」はパイプ状になっており、犬が口の中で噛んだ箇所が尖って刺さりやすくなる危険があります。

軟骨のような部位であれば食べても問題はありませんが、人間向けの鶏肉は部位によっては骨つきのものも簡単に手に入るため、犬に与える場合はしっかり取り外してから与えましょう。

香辛料

犬は「香辛料」自体は食べても問題ありませんが、体が小さいので摂取量には注意が必要です。

特に刺激の強い「香辛料」は犬の胃腸を刺激して下痢や感覚麻痺などを起こしたりする可能性もあり、気をつけて与えるようにしましょう。

硬い野菜

人間にとっては食べられる硬さでも、小さな犬だと食べれなかったり飲み込めなかったりする場合があります。

犬の手作りご飯に野菜を加える場合は、茹でたり炒めるなど加熱した上で、小さく切ってから与えるようにしましょう。

初めて手作りご飯を作る際の注意点

手作りご飯初心者の方のための注意点をお伝えします。

食材は喉に詰まらない大きさに切る

犬は食べる際にあまり噛まない為、食材を切るときには丸飲みしてものどに詰まらないように、ドッグフードの粒の大きさを目安にすると良いでしょう。

人肌に冷ましてから与える

熱すぎても冷たすぎても嗜好性が下がるため、できるだけ人肌か人肌より少し温かいくらいの温度を目安に与えましょう。

ご飯の量は頭の大きさの80〜90%を目安に

健康状態や年齢にもよりますが、犬の胃の大きさは頭の大きさと同じくらいと言われています。

ご飯の量は、それの頭の大きさの80~90%が目安になります。

 

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犬が食べられない食材に注意

先述の通り、犬には与えてはいけない食材もあります。

人間にとっては身近な食材が犬にとっては毒という場合もあるので手作りご飯を与える時には細心の注意が必要です。

味付けは不要

基本的に犬の手作りご飯に味付けは必要ありません。

食いつきの悪い場合は、味付けではなくかつおぶしのふりかけなどで嗜好性を上げましょう。

野菜や穀物にはしっかり火を通す

犬は野菜や穀物の消化が苦手です。

できるだけ繊維を残さないよう野菜は原則火を通す方が良いです。

手作りご飯を与えた際は愛犬の体調の変化に注意

人間にとってもご飯は健康に大きな影響を与える要素ですが、犬にとっても同様にご飯は健康に一番影響を与える要素です。

犬は特に普段から同じご飯を与える場合が多いため、ドライフードから手作りご飯に完全に移行する場合は、体にも大きな変化を与えることがあります。

犬の手作りご飯に切り替える場合は、愛犬の体調に特に注意してあげましょう

ドライフードから手作りご飯への移行手順は?

せっかく手作りご飯を作っても「市販のドライフードからいきなり変えても良いのかな?」と心配する方もいらっしゃると思います。

ドッグフードから犬の手作りご飯に移行するまでのステップを紹介します。

いきなりメインではなくトッピングから

愛犬に手作りご飯を与え始める時は、いきなりメインで与えるのではなく、まずはトッピングとして少しずつ与えるのがお勧めです。

いきなりいつもとは違うドッグフードが出てくると怖がってしまったり、手作りご飯をいきなり沢山食べてしまって、腸内の細菌環境が整わず下痢をしてしまうことがあります。

そのため、最初はいつも与えているドッグフードにトッピングとして手作りご飯を少量加えて愛犬の体調の変化を見るようにしましょう。

このときドッグフードの量をいつもの同じ量のままトッピングを加えてしてしまうとカロリーオーバーとなってしまう為、トッピングする量の分だけドッグフードの量は減らして与えるようにしましょう。

手作りご飯とドッグフードを交互に与える

トッピングとして手作りご飯を与えてみて、愛犬の体調に変化がなかったり、犬自身も満足してくれているようなら、次はドッグフードと半々にして与えたり、朝と夜でドッグフードと手作りご飯を交互に与えるのがお勧めです。

ドッグフードと手作りご飯を半分づつ愛犬に与える時に手作りご飯ばかり食べ、ドッグフードを食べ残してしまう場合には、ドッグフードと手作りご飯をしっかり混ぜてから与えてあげると、両方とも全て食べ切ってくれることが多いです。

手作りご飯に完全に切り替える

1食ごとに交互に与えたり、ドッグフードと手作りご飯を半分ずつ与えてみて愛犬の便などに異常が出なければ、手作りご飯に完全移行することができます。

ただし、旅行やペットホテルなどに預ける際に手作りご飯を準備できない場合があるので、基本的に手作りのご飯に切り替えたとしても、ドッグフードのストックはちゃんと準備しておき、もしもの時に備えるようにしましょう。

犬の手作りご飯のおすすめレシピ

ここで手作りご飯のレシピをご紹介します。

飼い主の分も一緒に作れる!ワンコのハンバーグ

挽肉を使った本格的なハンバーグです。

ただし、ワンコのNG食べ物であるタマネギ等は使用していないのでご安心ください。

飼い主さんの夕飯の分も一緒に作れますし、うちのモコもとても美味しそうでしたので、是非参考にしてください!

 

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愛犬のためにクッキーを作ろう!

大切な愛犬が食べるものを自分が作って安心して与えたいと思い、クッキーを作ってみました。

材料も手順も簡単なので、是非作ってみてください。

ピザ生地にも近いので他にも応用がきくと思います!

 

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簡単でヘルシー!鶏肉とおからのミートボールとさつまいものサラダ

食べるのが大好きなモコに作ってあげたミートボールとさつまいものサラダです。

簡単ですし、愛犬にも好評なのでぜひ作ってみてください。

 

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まとめ

犬の手作りご飯を作るのは手間も時間もかかります。

いきなりすべてのご飯を手作りせず、最初はトッピングなどから初めて、徐々に割合を増やしていくというのもいいでしょう。

また特別な日や愛犬の体調が悪い日だけ手作りご飯を取り入れてみるというのもお勧めです。

手作りご飯のメリット・デメリットを理解したうえで、自分のペースで挑戦してみましょう。