犬と電車に乗る時の注意点は?ルールやマナー、料金などを解説☆

こんにちは。

ポメラニアンのモコ(@mocochi1011)です。

大切な愛犬とのお出かけや旅行は最高の思い出になると思います。

一緒に出かけたくても車がなかったり、電車などの公共交通機関でいかなきゃいけない場合にペット連れで乗車する場合にはルールや注意点が沢山あります。

飼い主さんがルールや注意点を知らずにペットを電車に連れてしまうと、思わぬトラブルに遭遇してしまう可能性もあります。

事前にしっかりとルールや注意点を知っておきましょう。

今回はペットを連れて電車に乗るルール等について解説します。

犬も電車乗れる?ルールは?

犬などのペット連れでも電車に乗ることはできます。

ただし、ペットを連れて電車に乗る場合にはルールがあります。

基本的に犬と猫は同じルールになります。

鉄道会社各社によって細かなルールが異なる部分もあるので、詳しくは実際に乗る鉄道会社に問い合わせするようにしましょう。

キャリーバッグなどのケースに入れる

犬などのペットを電車に乗せる場合には、一番長い辺が70cm以内でタテ・ヨコ・高さの合計が90cm程度のケース(キャリーバッグ、リュック、クレートなど)に入る犬で、ケースに収納した状態で持ち込むことで犬も電車に乗せることができます。

顔や手など身体の一部が出てしまうバッグや、フタのできないトートバッグなどは乗車拒否される可能性があります。

↓ペットを運ぶキャリーについて比較し説明しています。ご参照ください↓

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《ペットカートはキャリーの取り外し可能なタイプはOK》

ペットカートを持ち込む場合は、キャリーの取り外しが可能なタイプで、取り外し後のキャリーのサイズが規定内であれば持ち込みOKです。

乗車時はキャリーを取り外し、車体を折り畳む必要があります。

↓「コムペット ミリミリEG」についてレビューしています。ご参照ください↓

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《スリングはNGな鉄道会社も》

布製の抱っこひもやスリング等のバッグは、鉄道会社によっては顔が出ないようにフタがあるものであっても持ち込み不可のところもあるようです。

事前に鉄道会社のHPや電話で問い合わせをしておいた方が安心です。

重さは犬とケースを合わせて10kg以内

犬を電車に持ち込む場合には、犬自身の体重とケースの重さの合計が10kg以内でないと持ち込むことができません。

犬の身体を外に出してはダメ

フタのあるキャリーバッグ等で持ち込む場合であっても、顔を出した方が落ち着くということでフタをあけてしまうのもダメです。

電車の中だけでなく、駅構内でもフタを開けるのはNGなので気をつけましょう。

これらのルールから考えると、中型犬や大型犬は電車を利用することは難しいでしょう。

また、小型犬や子犬であっても電車の混雑状況によっては乗車を断られることもあるので注意してください。

ペット連れで電車に乗る注意点・マナー

最低限ルールを遵守した上でさらに注意すべき点やマナーをお伝えします。

キャリーケースの置き場所

犬を入れたキャリーケースは、飼い主が座っている場合には膝の上か足元に置くのが良いでしょう。

立っている場合は手に持っているか肩などにかけた状態か、やはり足元が良いと思います。

ただし、足元に置く場合は冷暖房等の空調設備があるので、愛犬に直接風が当たらないように気をつけましょう。

他の人に配慮しながら乗車する

電車は多くの方が利用します。

中には動物が苦手な方や動物アレルギーの方もいらっしゃいます。

キャリーケースに入れているからということで周りへの配慮が欠けてしまうとトラブルにつながる可能性もあるので、周囲への気配りも忘れないようにしましょう。

トイレをさせておく

愛犬が車内で落ち着いていられるように、あらかじめトイレを済ませておくことも重要です。

それでも心配な場合はケース内にペットシーツを敷いたり、マナーベルトを着させたりしておきましょう。

トイレをさせておかないと、愛犬が落ち着かず吠えたり嘔吐をしてしまうこともあります。

↓トイレトレーニングについて解説しています。ご参照ください↓

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ペットの電車賃は?

JRについは犬の運賃はかかりませんが、犬のキャリーケースが有料の手荷物扱いになり1個280円かかるため、改札で切符を購入する必要があります。

各私鉄や地下鉄などでは手荷物料金がかからず無料で乗れる場合が多いですが、ペット用の乗車券を販売しているところもあるので、事前に確認しましょう。

ペットと電車でお出かけする前の準備

電車に乗せる際にペットへの負担を減らす為に、準備をしておくと安心です。

事前準備についてご紹介します。

お出かけ前日までにやる準備

慣れない電車移動をぶっつけ本番で行うのはやめておきましょう。

知らない環境、音、揺れなどの刺激で不安になってしまうペットも多いです。

お出かけ前までに環境にならす準備をしておきましょう。

《キャリーに慣らしておく》

まずは移動用のキャリーに入ることに慣れさせます。

キャリーの中におやつやおもちゃを入れたり、愛犬を入れてハウスの代わりに使ってみたりして安心できる場所だと認識させましょう。

慣れてきたらキャリーに入れて外に出てみたり散歩してみましょう。

またキャリーに入れて線路の近くを歩いたりして電車の音になれさせるのもいいでしょう。

怖がるようなら慌てずゆっくり慣れさせましょう。

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《短い区間で電車に乗ってみる》

キャリーに入るのに慣れてきたら、短い区間電車に乗ってみましょう。

キャリーに慣れてきてもいきなり長距離電車に乗せるのは不安なので短い区間で電車の環境に慣れさせておくと安心です。

電車を降りた後に散歩をしたり、おやつをあげたりして電車に乗った後に楽しいことがあると認識してもらいましょう。

お出かけ当日、乗車前にやっておく準備

直前に食事をさせない》

電車に乗る直前にご飯を与えてしまうと乗り物酔いしやすくなってしまいます。

電車に乗る2時間〜3時間前にはご飯を済ませておきましょう。

うちのモコはそもそも乗り物酔いしやすい子なので獣医さんに相談して身体への負担の少ない酔い止めを処方してもらっています。

《キャリー内に普段使用しているタオル等を入れる》

移動の間愛犬に安心感を与える為に、キャリーの中に普段使っていたおるやクッションを入れてあげると落ち着きやすいです。

また、お気に入りのおもちゃやおやつも持っておくと安心です。

《混雑時間を避ける》

混雑した電車に乗るのは愛犬を興奮させやすくさせてしまうので、出かける時には混雑した電車や時間帯を避けましょう。

乗車中に注意すること

電車に乗っている間も愛犬の様子を気にかけてあげましょう。

様子がおかしいようなら、一旦降りて様子を見ましょう。

《暴れてしまう場合はすぐに降りる》

電車に乗ってみた時に、愛犬がストレスを感じて吠えてしまったり、暴れてしまったりした場合は無理せず電車を降りましょう。

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乗車中のトラブルと対処法

実際に愛犬を電車に乗せてみると様々なトラブルが起きてしまう可能性があります。

想定される主なトラブルの例とその対処法についてご紹介します。

鳴いてしまう

電車内で鳴いてしまわないかという問題は、飼い主さんの中でも大きな不安要素だと思います。

犬は慣れない場所や飼い主さんの顔が見えないことに不安を感じ鳴き声を出してしまうことがあるので、クレートなどのキャリーに入ることに慣れさせることがとても大切です。

キャリーの中には飼い主さんや愛犬自身の臭いがついたタオルなどを入れて安心させたり、お気に入りのおもちゃを入れて飽きさせないようにしたりする工夫が必要です。

また、電車に乗せる前に沢山運動をさせたり遊んだりさせておき、乗車中に眠らせてしまうのもよろしいと思います。

それでも愛犬が興奮して鳴いてしまう場合には、いったん途中下車して愛犬を落ち着かせましょう。

トイレをしてしまう

乗車中のトイレも注意したい要素です。

トイレをしたがると吠えてしまう場合もあるので、乗車前に散歩に連れて行くなどして、愛犬のトイレは必ず済ませておくようにしましょう。

長時間の乗車になる事が分かっている場合には、キャリーの底にペットシーツを敷いたり、愛犬にマナーパンツなどを履かせたりすることをお勧めします。

乗り物酔いをしてしまう

乗り物酔い犬によっては大きなリスクになってしまう点です。

乗り物酔いをしやすい子の場合には、電車に乗る直前に食事をさせず、乗車の2〜3時間前食事をに済ませておくようにしましょう。

それでも乗り物酔いをしてしまう場合には動物病院で相談し、酔い止めを処方してもらうこともできます。

ご飯を直前に食べさせない工夫をしたり、乗り物酔いの酔い止めを飲ませておいても、よだれをたらしたり、元気がなくなったりしているようであれば、無理せず途中下車して水を飲ませたり、軽くお散歩をさせたりと気分転換をさせてあげましょう。

熱中症になったり身体が冷えてしまう

熱中症や冷え対策も注意が必要です。

足元の座席の下に愛犬を置いてしまうと空調設備の温風や冷風が直接あたってしまい途中で体調を崩してしまう危険性もあります。

そのため、キャリーの置き場所には十分注意しましょう。

電車が負担になるなら車でのお出かけも検討しよう

電車移動は便利な公共交通機関ではありますが、制限も多く愛犬にとっても負担になる可能性があります。

電車での移動に不安がある場合は、車で出かけることも検討しましょう。

↓愛犬とドライブするコツや注意点を解説しています。ご参照ください↓

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車で出かける場合には、電車と違って乗車中の鳴き声などに気を遣わなくて済むことはメリットですね。

もし電車移動が難しいと感じた場合には、無理せず車での移動も選択肢に入れてみましょう。

まとめ

愛犬と電車で出かけるのには色々な注意点があるので慣れるまでは大変かもしれません。

しかし、しっかり準備をし徐々に慣れていけば、愛犬と電車で様々な場所へお出かけして沢山思い出を作ることができます。

ぜひチャレンジしてみましょう。