愛犬の興奮が止まらない⁉︎興奮する原因や危険性、落ち着かせ方などを解説☆

こんにちは。

ポメラニアンのモコ(@mocochi1011)です。

大きな物音や飼い主さんの行動に反応して愛犬が興奮してしまい、落ち着かなくなって困ったという経験をした飼い主さんもいらっしゃると思います。

実際、犬が興奮してしまう原因は飼い主さんや来客などの人間によるものや欲求不満などのストレス、その子本来の性格、病気など多岐に渡ります。

また、愛犬を落ち着かせようとしても、間違った方法で対応してしまうとさらに興奮を煽ってしまうこともあります。

興奮が止まらなくなってしまった犬は、怪我のリスクや喧嘩、物を破壊してしまう危険性があます。

今回は、犬が興奮する原因や落ち着かせ方などについて解説します。

犬が興奮する理由

犬が興奮するきっかけ・原因には様々なものがあります。

代表的な犬が興奮する理由を紹介します。

嬉しいとき

嬉しい時は犬は興奮しやすいです。

例えば、これから散歩に行くという時飼い主さんが帰ってきた時お客さんが来た時他の犬に出会った時などは嬉しくて興奮している場合が多いです。

嬉しくて興奮している場合には、尻尾の振り方でも判断することができます。

小刻みに激しく振っている場合には、嬉しさで興奮している可能性が高いです。

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警戒しているとき

犬は元々とても警戒心が強い動物です。

特に警戒心が強い犬や臆病な性格の犬は、見慣れない人が近づいてきたり自分より体の大きな犬がいる警戒したりパニックになったりして興奮することがあります。

犬が興奮している時、激しく吠えながら尻尾を高く上げて激しく振っている場合には、警戒して興奮している可能性がかなり高いと言えます。

日常生活の中でも花火などの聞き慣れない大きな音にもパニックになることがあります。

気を付けてあげましょう。

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ストレスを感じている

お腹が空いているのにご飯がもらえなかったり散歩に行きたいのになかなか連れていってもらえなかったりなど、欲求不満でストレスが溜まると、犬は興奮しやすくなります。

その他、飼い主さんとのスキンシップやコミュニケーションが足りないことも、欲求不満の原因になってしまいます。

家の中で飼い主さんを見ながら吠えたり、興奮して走り回る場合には不満を伝えようとしているサインの可能性を疑いましょう。

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チャイムに反応

家のチャイムが鳴ると犬は吠えて興奮することが多いです。

この興奮は「誰が来たんだろう?」とワクワクしている場合と、「知らない人が自分の縄張りに入ってくるぞ!」という警戒している場合があります。

来客に興奮する場合には、来客とチャイムが鳴る事がリンクして学習しているので、チャイムが鳴る度に興奮してしまい、来客だけではなく宅配業者などがチャイムを鳴らしても興奮してしまいます。

犬が興奮する危険性

犬が興奮してしまうと、色々な危険性が出てきてしまいます。

具体的に犬が興奮してしまう事による危険性についてご紹介します。

怪我をさせてしまう危険性

犬が興奮しすぎてしまうと、吠えてしまったり、飛びかかったりすることが多いです。

その結果、興奮した犬が人や他の犬に飛びついて怪我をさせてしまう危険性があります。

特に大型犬の場合には、興奮して飛びかかってしまうと人間の大人であっても倒れてしまう危険性がありますし、飛びかかられたのが子供の場合には怪我をする危険性があります。

時に飼い主さんの身内以外の方を怪我させてしまったら大事になってしまう可能性があります。

犬自身が怪我をする危険性

犬が興奮して走り回ったり飛び跳ねたりしてしまうと、家具などにぶつかって犬が怪我をしてしまう危険性があります。

また、足をひねって痛めてしまうこともあるかもしれません。

さらに、後ろ足でジャンプを繰り返すことで膝の関節や股関節にも負担がかかってしまいます。

膝に何度も負担をかけてしまうことで、関節の溝が削れて浅くなってしまい、膝のお皿が外れやすくなってしまう「膝蓋骨脱臼」になる可能性も高いです。

膝蓋骨脱臼は症状が重くなってしまう場合には手術が必要となります。

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犬同士の喧嘩になる危険性

興奮した犬に飛びつかれた犬はつられて興奮してしまうことがあります。

さらに犬同士の喧嘩に発展してしまい、怪我をしてしまう危険性があります。

特に中型犬以上のサイズの犬は飼い主さんも制止することも難しく、怪我をしてしまうリスクが高くなってしまいます。

物が壊れてしまう危険性

犬が室内で興奮してしまうことで、家具や家電にぶつかって壊れてしまうことがあります。

家具や家電が壊れると、漏電や火事などの危険性も出てきます。

事故に遭う危険性

屋外で犬が興奮した場合には車や自転車が興奮した犬を避けようとして、事故を起こしてしまう危険性もあります。

また走行中の車や自転車に犬がぶつかってしまった場合には、怪我だけでは済まない危険性があります。

興奮して急に走り出した犬をとっさに止めることが難しい場合もあるため、事前に犬が興奮しないように気を付けることが重要です。

興奮しやすい犬っているの?

犬は興奮してしまう生き物ではありますが、中には興奮ししやすい犬もいます。

興奮しやすい犬は感情のコントロールが難しいなどの特徴があります。

興奮しやすい犬にはどのような子がいるのか確認していきましょう。

臆病な犬

怖がりで臆病な性格の犬は虚勢を張った行動をとりやすく、その行動が行き過ぎると興奮状態に陥りやすくなってしまいます。

好奇心旺盛な犬

一方で、好奇心旺盛で怖い物知らずのお調子者タイプの犬も興奮しやすい傾向にあります。

一度テンションが上がってしまうと、飼い主さんの声や周りの音が聞こえなくなるほど興奮した状態になってしまいます。

しつけができていない犬

日常生活の中で犬を落ち着かせることは基本的なしつけによって可能ですが、その基本的なしつけができていない犬は、コントロールができないくらい興奮しテンションが上がってしまうことがあります。

しつけができていない場合には、なかなか静止しようとしても難しいことが多いです。

興奮した犬の落ち着かせ方

犬が興奮した状態になってしまった場合に落ち着かせる方法としてどのような方法が効果的なのでしょうか?

一度興奮した犬は、原因を取り除いても興奮し続けてしまうこともあるので、対処をしっかりする必要があります。

ここでは、4つの方法をご紹介します。

「伏せ」などのコマンドを出す

一番有効な方法としては犬に「伏せ」や「お座り」などのコマンドを出して落ち着かせるという方法があります。

飼い主さんが落ち着いた態度で愛犬の名前を呼び、愛犬の目を見ながらコマンドを出すとより効果的です。

もちろん、興奮している犬は飼い主さんの言うことを聞かないこともあると思います。

そのため、日頃からしっかり飼い主さんに注目させるしつけを徹底することが大切です。

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抱っこをする・撫でて落ち着かせる

興奮した犬を落ち着かせる方法として愛犬を「抱っこ」したり「撫でる」ことで一旦落ち着かせる方法も有効的です。

抱っこは興奮状態になった犬の目線が高くなることで、落ち着くことができるようになります。

また、大型犬で抱っこが難しい犬の場合には気持ちのよいツボを撫でてマッサージすることも効果的でしょう。

その他、「抱きしめる」ことで安心させてあげることも、愛犬を落ち着かせる方法の1つです。

これらの方法は犬が安心出来るだけでなく、飼い主さんとのコミュニケーションも取れ、絆が深まります。

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無視をする

犬が興奮した際に飼い主さんが相手をしてしまうと、飼い主さんの反応を楽しんでしまい余計に興奮を助長させてしまう場合も多いです。

お散歩の前や、飼い主さんが帰宅した時に興奮してしまう犬の場合には、心を鬼にして「無視をする」ことも効果的な場合が多いです。

無視をすることで、犬は「興奮してはしゃいでも良いことは起こらないんだ」と理解し興奮しなくなっていきます。

クレートに入れる

先述の「無視をする」という方法と似ていますが、クレートに入れて落ち着かせる方法も有効です。

これはケージやサークル、クレートなどを落ち着くことのできる場所として利用するしつけ方法、いわゆる「クレートトレーニング」が完成している場合に特に有効です。

クレートに入れるしつけは「犬がテリトリーを大事にする生き物」であることから、犬にとって自分だけの安心できるテリトリーを与えた方が精神状態にも良い影響が出るというしつけになります。

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興奮するのは病気が原因の可能性もある?

犬が興奮してしまう原因として可能性のあるものを取り除いても、なかなか治まらない場合は病気の可能性もあります。

可能性としては「てんかん」「脳神経系の神経病」や、「多動障害」などの病気が原因となっている場合もあります。

また、何かをきっかけに後天的に病気になり興奮が治らなくなってしまうこともあります。

例えば、犬の脳に大きな損傷を受けてしまった場合老化により認知症になった場合などに大人しかったはずの性格の犬が興奮しやすくなるなどの報告もあります。

狂犬病の可能性

「狂犬病」も興奮が治らなくなってしまう可能性のある病気の1つです。

狂犬病になってしまうと、衝動的に噛みついたり、乱暴になり暴れたり、コントロール不可になったりと様々な神経症状が起きてしまいます。

また、狂犬病は人間にも感染するリスクのある病気の1つで、人間が発症した場合、精神錯乱や麻痺、呼吸困難などの症状が出て死に至る可能性が高い怖い病気です。

日本国内での発症例としては平成18年にフィリピン滞在中に狂犬病に罹患している犬に噛まれた人が日本国内で狂犬病を発症した例はありますが、現在の国内で犬の発症例はありません。

しかし、世界では毎年約5万人が命を落としており、海外に渡航する際には注意が必要です。

現在日本では狂犬病予防法において飼い犬に対して狂犬病ワクチンの予防接種を行う事が義務として定められています。

興奮しやすい犬にはCBDオイルも効果あり!

近年「ウェルネス」=「生き生きとした健康を目指すこと」において注目されているのが、大麻成分由来の「CBD」という成分です。

大麻草の成分の一つと聞くと、「CBD」を摂取するとむしろハイになって興奮してしまうのではないかと不安になる人もいらっしゃると思いますが、大麻草の精神活性作用は葉や花穂から抽出される「THC」という化合物の作用によるもので、「CBD」には精神活性作用は一切なくむしろ安全性が高い成分とされています。

その為、「THC」を所持すると大麻取締法違反になるのに対し、「CBD」の所持や使用、摂取はもちろん合法です。

人においては既に「CBD」や「CBDオイル」の安全性や有用性が認知されてきていますが、ペットの健康維持にもペット大国であるアメリカを中心に「CBDブーム」が起こってきています。

「CBDオイル」は人用では特にリラックス作用が注目されていますが、犬に対しては健康サポート以外に以下のようなケースでの使用も期待されています。

  • 興奮しやすい、落ち着きがない
  • 環境の変化などでストレスがたまっている
  • トリミングやホテルなどを極度に怖がる
  • 攻撃的になってしまう

愛犬が興奮しやすい場合には、「CBDオイル」を活用して落ち着かせてあげるのも良いでしょう。

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まとめ

犬が興奮してしまう原因は欲求不満やストレス、不安など様々です。

中には原因が病気や後遺症が原因である可能性もあります。

興奮しコントロールが難しくなってしまうと、他の犬や人を怪我させたり、自分自身も怪我をしてしまう可能性、また物を破壊してしまう危険などもあります。

犬の興奮の原因を知り、しっかりとしつけをしたりストレス解消をさせたりして、犬が興奮しにくいように意識をして生活しましょう。