こんにちは。
ポメラニアンのモコ(@mocochi1011)です。
愛犬が目を離した隙にティッシュを食べてしまった経験はありませんか?
少しくらいなら大丈夫だと思うかもしれませんが、実は愛犬がティッシュを食べるのを放っておくのはとても危険なのです。
今回は、ワンちゃんがティッシュを食べる理由やその対処法、しつけ方などをご紹介します。
犬がティッシュを食べる理由とは?
愛犬がティッシュを食べたり、散らしたりする理由は、退屈していたり、食べ物だと思っていたり様々です。
それぞれの理由について解説していきます。
食べ物だと思っている
犬がティッシュを食べてしまう理由として、ティッシュを食べ物だと思っている可能性があります。
ティッシュは元々ほんのり甘みがあるそうですが、特に犬のご飯や人間の食べ物などを拭いた後のティッシュは、美味しそうな匂いがする為、食べ物だと思ってしまうことがあります。
ティッシュを食べたら甘い味がしたことを覚えて繰り返すうちに、だんだんティッシュが食べ物と認識してしまうことがあります。
また愛犬が塩分不足の場合、使用済みのティッシュに染み込んだ食べ物の塩分に惹かれて食べることもあります。
愛犬がティッシュを食べようとしてる場合には、ご飯の量が適切か、栄養が足りているか、何かの病気になっている可能性はないかなどを一度チェックしてみましょう。
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おもちゃだと思っている
愛犬がティッシュを食べたり、散らかしたりする理由の1つとして、好奇心からティッシュを口にしてしまうこともあります。
箱の中からティッシュを取り出して遊ぶのが好きな犬の場合は、引っ張っても引っ張っても次々に出てくるティッシュを面白がっている可能性があります。
特に好奇心旺盛な子犬の場合は、様々なものをおもちゃにしてしまいます。
ティッシュに限らずゴミ箱を漁ってみたり、食べ物の匂いがするものや飼い主さんの匂いがするものなど室内にあるものを全ておもちゃにされたことはありませんか?
犬用のおもちゃ以外のもので遊ぶ癖が付いてしまっている場合、室内を散らかしてしまうだけでなく、誤飲や誤食の危険性が高くなるため徹底して阻止しましょう。
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ポメラニアンのモコ(@mocochi1011)です。
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退屈している
飼い主さんが仕事や予定で家を長時間空けてしまい暇を持て余した愛犬が、退屈しのぎの為視界に入ったティッシュを食べてしまうことがあります。
特に子犬の場合、ティッシュに限らずなんでも口に入れてしまいます。
最初はティッシュを引っ張ったりちぎったりして遊んでいるですが、小さくなったティッシュをかじっているうちに、飲み込んでしまうことがあるので注意しましょう。
不安やストレスを感じている
犬は飼い主さんにとても愛情深いため、中には飼い主さんと離れた時に不安な気持ちが強くなる犬もいます。
分離不安を感じて、留守中にティッシュなど部屋を散らかしたり壊したりして、飼い主さんに構ってもらおうとする場合もあります。
またストレスによって犬がティッシュをまき散らすこともあります。
ストレスを感じている場合にはティッシュを引き裂く他、あくびをする、体を舐める、ハァハァするなどのサイン(カーミングシグナル)を出す場合があります。
不安やストレスによる場合は、ティッシュを食べるというよりは引き裂くことが多いようですが、口に入ってしまうことでそのまま食べてしまうことがあります。
不安やストレスが原因かなと感じたら、早めに獣医さんなどの専門家に相談しましょう。
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病気の可能性
愛犬がティッシュを食べる理由として最も深刻なのは「異食症」という病気の場合です。
「異食症」とは、食べ物ではないものを頻繁に食べてしまう行動のことを指します。
犬の「異食症」の原因はストレスや不安、体調不良、栄養不足、好奇心など様々な可能性があります。
愛犬が一度だけティッシュで悪戯をして食べてしまったような場合は特に心配はありませんが、ティッシュ以外の新聞紙や消しゴムなど食べ物以外のものを頻繁に食べてしまう場合は早い段階で獣医さんに相談するようにしましょう。
犬がティッシュを食べてしまう影響は?
ティッシュ自体には、犬に害がある成分を含んでいる訳ではなく、またティッシュは柔らかいので1枚や2枚食べてしまったからと言ってすぐに中毒症状を起こすことは少ないでしょう。
しかし、愛犬が日常的に繰り返しティッシュを食べるようになったり、一度に大量のティッシュを食べてしまったりした場合は危険な状態に陥る可能性もあるため、なるべく食べさせないよう気をつけましょう。
子犬や老犬、小型犬の場合
一般的に家庭で使用されているティッシュはトイレットペーパーと違い、水に溶けません。
そのため、愛犬がティッシュを食べてしまった場合は溶けたり消化されたりせず、ほとんど飲み込んだ時の状態で排泄されます。
中型犬や大型犬などの体が大きい犬であれば、少量のティッシュを食べてしまったくらいで体に害を及ぼす事はほとんどなく自然に排泄されますが、体の小さい小型犬の場合や消化機能が未熟な子犬、消化機能が低下している老犬などの場合は、飲み込んだティッシュが胃に留まってしまい、嘔吐や食欲不振などを引き起こしたり、最悪の場合、腸に詰まって腸閉塞などの命に関わる状態に陥ってしまう危険性もあります。
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中型犬や大型犬の場合
中型犬や大型犬の場合でも、一度に大量のティッシュを食べてしまった場合には小型犬などと同様の症状を引き起こす危険性があります。
また喉にティッシュが張り付いてしまったり、詰まってそれを取ろうと咳をしたりした際に最悪の場合は窒息をしてしまうこともあります。
また、食べてしまったのがただのティッシュではなくウェットティッシュの場合には、窒息等の危険性が高まります。
中型犬や大型犬の場合でもティッシュやウェットティッシュを食べてしまわないよう十分注意しましょう。
犬がティッシュを食べるのをやめさせる対策法
愛犬がティッシュを食べるのをやめさせる方法についてご紹介します。
ティッシュを愛犬の届かないところに
愛犬にティッシュを食べさせない一番確実で簡単な方法は「ティッシュを愛犬の届かないところに置く」ということを徹底することです。
また、ゴミ箱に捨てたティッシュを漁らないように蓋付きのゴミ箱を利用すると良いでしょう。
愛犬の誤飲や誤食については、飼い主さん家族が注意することで多くの場合防ぐことができます。
愛犬が口にしそうなものは置きっぱなしにしないようにしましょう。
留守番させる時はケージやサークルへ
ワンちゃんがティッシュを食べてしまう場合、留守番させる時にはワンちゃんをケージやサークルに入れるようにしましょう。
留守番をさせる時に無理にケージに入れるのではなく、事前にハウストレーニングをしっかりして、ケージの中がが落ち着ける場所なのだということを教えてあげましょう。
ティッシュを食べてしまうワンちゃんの場合、ハウス内にペットシーツを入れておくと食べてしまうことがあります。
ペットシーツが外にはみ出ないようなトイレトレーを使うようにしましょう。
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おもちゃで遊んだり散歩に行って退屈させない
愛犬が退屈してることが原因でティッシュを食べてしまう場合には、ティッシュを片づけるだけではなく、おもちゃで遊んだり散歩に連れ出して遊んであげ、退屈させないようにしてあげましょう。
散歩や遊びで疲れ切ってしまえば、家に帰ってゆったり落ち着いて休んでくれるようになりティッシュで遊ばなくなる期待ができます。
犬にティッシュを食べさせないためのしつけ法
愛犬がティッシュを食べてしまう場合、家の中で過ごす際には愛犬がティッシュに触れられないように管理するれば済むのですが、例えば散歩中などに道端に落ちているティッシュまで食べてしまうという場合には、しっかりしつけ・トレーニングを行う必要が出てきます。
【 しつけ方法 】
愛犬の前にティッシュを置き、「待て」や「ダメ」などのコマンドで静止させ、ティッシュを口にしなければ褒めるというトレーニングを繰り返します。
この時、愛犬が絶対にティッシュを食べてしまわないようにリードを着用し、愛犬が少しでもティッシュに近づこうとしたらリードを引っ張って制止するのも良いでしょう。
そしてティッシュは食べるものではないことやティッシュを食べないと褒められるということを教えていきましょう。
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犬がティッシュを食べてしまったときの対処法と注意点
愛犬がティッシュを食べてしまった時の対処法についてご紹介します。
食べてしまった量を確認する
愛犬がティッシュを食べてしまった場合には、食べてしまったティッシュの量を確認するようにしましょう。
例えば、ティッシュで遊んでいる中で少量食べてしまった程度であれば様子を見てみましょう。
ティッシュを食べてしまった後しばらく様子を見る中で、便が出ない、食欲がないなど、少しでも異変を感じたら必ず獣医さんに連れて行ってください。
大量に食べてしまっている場合にはティッシュが腸内で詰まってしまうことがあり、腸閉塞を引き起こすこともあります。
腸閉塞の初期症状としては嘔吐が見られる事が多く、その他食欲低下や呼吸が浅く速くなるなどの症状も見られます。
こちらも少しでも異変を感じたら必ず獣医さんに連れて行ってください。
かかりつけの獣医さんに診てもらう
愛犬がティッシュを明らかに大量に食べてしまった場合や嘔吐、元気がない、呼吸がいつもと違うなどの症状がある場合は、早急に獣医さんに連れて行きましょう。
病院に行く際、もし愛犬の口を見てティッシュが近くにあれば、無理のない範囲でティッシュを取り除いてみるのも良いです、
しかし、簡単に取り出すことができない場合には、無理に愛犬の喉の奥に手を入れたりはせず、なるべく愛犬を興奮させないようにして動物病院へ運びましょう。
動物病院を受診する際、ティッシュ以外のものも食べてしまっている場合は、食べてしまったものと同じものを持って行くと、大きさや形状などがより正確に伝わります。
吐く回数が多く、呼吸が苦しそうな場合は、先に獣医さんに電話で指示を仰ぎましょう。
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無理やり吐かせるのはNG
愛犬がティッシュを食べてしまった時についつい吐かせて取り出そうと試みる方もいるかもしれません。
愛犬の誤食や誤飲に対する応急処置についてはインターネットでもさまざまな方法が紹介されていますが、正しい知識を持って正しい方法で行わなければかえって状態を悪化させたり危険を伴うこともあるので、安易に行わない方が良いでしょう。
ティッシュを食べてしまいやすい犬とは?
愛犬がティッシュを食べやすい犬だと前もって分かっていれば、事前にティッシュを食べさせないよう工夫することができますね。
どんな犬がティッシュを食べやすい傾向にあるか見てみましょう。
子犬
犬はそもそも何でもも口に入れて確かめる習性があるのに加え、子犬は何にでも好奇心をもつので、子犬はティッシュを食べやすい犬でもあります。
幼ければ幼い子犬ほどティッシュを食べてしまう件数は多く、年齢を重ねるほど、その発生件数は下がっていきます。
ティッシュを口にしたら早いうちに食べ物でないことを教えてあげましょう。
レトリーバー系の犬種
レトリバー系の犬種もティッシュを食べやすい犬と言われている為、注意が必要です。
レトリーバー系の犬種とは代表的な種類としてゴールデンレトリバー、ラブラドールレトリバー、フラットコーデットレトリバーなど約6種類います。
レトリーバーは賢く、愛情深く、性格も穏やかでフレンドリーな犬種で、昔から人間と共に生活してきた犬種です。
後述する狩猟犬の1種でもあります。
狩猟犬
先述したレトリバー系の犬種も祖先が狩猟犬で、レトリバーという犬種の名前の由来も元々は「回収する」という意味から来ていると言われています。
獲物を追う狩猟犬は、ハンターとしての衝動が強いため、ひらひらするティッシュに飛びつき、食べてしまうことがあります。
レトリバー以外にも、ビーグルやセッター、プードル、ダックスフンドなど狩猟犬をルーツとする犬種はたくさんあります。
愛犬が狩猟犬をルーツとする犬種なのか一度調べてみるのも良いでしょう。
食に対し執着が強い犬
食に執着が強い犬は、とにかく食べ物を欲しがるので、ティッシュの甘みを感じて食べてしまう危険性があります。
自分の愛犬が食いしん坊だなと思ったらティッシュを食べないか注意しましょう。
まとめ
柔らかくヒラヒラと薄いティッシュは、危険が少ないと思われがちですが、愛犬の体格や食べてしまった量によっては非常に危険な状態に陥る可能性もあります。
まずは、愛犬がどんな理由でティッシュを食べてしまうのか原因を探り問題を解決しましょう。