知っておきたい!ドッグランデビューで気を付けること★

ドッグランデビューは飼い主さんにとってもワンちゃんにとっても緊張するものですよね。そんなドッグランデビューのために覚えておきたいことを今回はまとめました。しっかり覚えて楽しくドッグランに行きましょう!

ドッグランに行く前にワンちゃんの社会化を身につけよう!

ワンちゃんをリード無しにで思いきり遊ばせることのできるドッグランは、大人気のスポットです。
自由に動きまわることのできるドッグランは、きちんとルールを守ることが必要です。
ワンちゃん同士のルールは、日常生活の中で散歩などを通して社会化を身に付けさせることで養う事ができます。
また、ドッグラン内でのトラブルの際にワンちゃんを抑制することも必要になるので基本的なしつけを習得しておく必要があります。

ワンちゃんの社会化とは?

ワンちゃんの社会化とは、ワンちゃんが人間社会やワンちゃん同士の社会に対して学習によって身につける社会性のことです。
ワンちゃんがこれから生きる人間社会やワンちゃん社会で今後遭遇することになる様々な刺激に慣れることで、将来これらの刺激に怖がらなくて済むようになり、これは経験させればさせるほど学習できます。
そのため、完全室内飼いで散歩の頻度が少ないワンちゃんは社会性が身に付きにくいことになります。
社会化によって学べることは、散歩でワンちゃんと遭遇した時の対処法や車などの騒音に慣れるなど多数ありますが、特に対人や対犬とのコミュニケーションを知ることはワンちゃんの社会化において重要なことです。
社会化を身につけたワンちゃんは、ドッグランでも不意の事態にパニックになるのを防ぐことができます。
社会化とトレーニングはできるだけ早くスタートするのがうまくいくコツですが、社会化期を過ぎても時間をかけてゆっくり楽しい経験を積み重ねることで、社会性のあるワンちゃんに育てることができます

関連記事

こんにちは。 ポメラニアンのモコ(@mocochi1011)です。 子犬のうちに社会に慣らし、しつけを行うことで、他のワンちゃんや飼い主以外の人を怖がらずに接することができるようになります。 今回は、何を優先してしつけを行えば良いのか紹介し[…]

初めてのドッグランデビューは社会化としつけを身に付けてから!

沢山のワンちゃんと遊ぶことのできるドッグランで、ワンちゃんは社会化を学ぶことはできるます
ドッグランではワンちゃん同士がトラブルを解決したりトラブルそのものを回避したりとさまざまな経験を積むことができるからです。
しかし、社会化学習が全くできてない段階でいきなりドッグランで社会化学習をすることはお勧めできません。
他のワンちゃんとの触れ合った経験が少ないワンちゃんがいきなりドッグランに連れて行かれると、どうしたらいいのかわからない子が多く、他のワンちゃんとコミュニケーションを取るためにドッグランに行ったのに、他のワンちゃんのことを怖い、楽しくないというイメージを覚えさせてしまうことになります。まずは他のワンちゃんや人とコミュニケーションが取れるようになってからドッグランに行くと良いでしょう。

ドッグランに行く前に覚えさせたいしつけ

はじめてのドッグランデビューの前に覚えておきたいしつけには、どのようなものがあるのでしょうか。覚えておくと役に立つしつけをご紹介します。

おいで

『おいで』『来い』『カム』などの掛け声で、遠くにいても飼い主さんの元に戻るしつけも、ドッグランに行く前に覚えさせると役に立ちます。
他のワンちゃんとの間にトラブルが起こりそうな時や、帰る時に戻って来させる時に役立ちます。

関連記事

ワンちゃんに『おいで』と言ったら飼い主の元へ戻ってきますか?ワンちゃんに危険が迫っている時や緊急時に『おいで』と呼んだらすぐ飼い主さんの元に駆けつけるようにする訓練は非常に重要です。あまり難しいしつけではないので、ぜひトレーニングしてみま[…]

待て

ワンちゃんの行動に対してストップをかける『待て』を覚えておくと、ドッグランでのトラブル回避に役に立ちます。
ハイテンションになってしまいがちなワンちゃんなどは必ず身に付けてからドッグランデビューするようにしましょう。

ドッグランで気をつけたいマナー

はじめてのドッグランデビューの注意点やマナーについてご紹介します。

お世話になるドッグランのルールを知る

遊びに行くドッグランのルールは事前に調べてから行きましょう。
ドッグランによっては事前登録制だったり、ワクチンの接種の証明等持ち物などが定められていることがあります。
一般的にドッグランのHP等にルールが記載されていることが多いので、必ず読んでから行きましょう。

愛犬から目を離さない

ワンちゃんが自由に遊べるドッグランだからといって、愛犬をほったらかしにしてはいけません。目を離しているうちに愛犬がうんちをしてしまったり、他のワンちゃんとトラブルになっていたりする可能性があるからです。

ワンちゃんが多い時には順番を待つ

ドッグランによっては、一度に入場できるワンちゃんの数を制限しているところもあります。また利用しているワンちゃんの数が多い場合は、順番を待つなどの気配りも必要です。

出入りの時はしっかりと扉を閉めましょう

ドッグランは多くの場合、出入り口が二重扉になっています。出入りの際は扉を開けっぱなしにしてワンちゃんが逃げ出さないように、必ず扉の開閉には注意を払いましょう。

うんちの始末はきちんと

うんちやゴミなどは飼い主さんが責任をもってきちんと始末をしましょう。

ドッグランに持って行くもの

ドッグランを利用する際はしっかりと準備をしましょう。
トイレ用品、リード、飲み水、首輪やハーネス、おやつなどに加えて、おもちゃの持ち込み可能なところはボールなどのおもちゃも用意しましょう。
ドッグランによっては、利用登録のために犬の鑑札や狂犬病予防済票、混合ワクチン接種証明書が必要なところもあります。
ドッグランに着いたのに必要な物が無くて利用できないということにならないように、ドッグランに必要なグッズはあらかじめ準備しておくようにしましょう。

まとめ

ドッグランはワンちゃんにとっても、飼い主さんにとっても、とても楽しい場所です。
楽しみに行っているからこそ、トラブルは避けたいものです。
沢山のワンちゃんが集まる場所だからこそ、最低限のしつけと社会化が必要です。事前の下調べや、準備をしっかりして、ドッグランに臨みましょう。